7月31日、『本田圭佑とひろゆきのアベプラ』(ABEMA)にて、「バカヤロー!黙れ!」などと暴言を連発し、物議を醸したジャーナリスト・田原総一朗氏。他の出演者からたしなめられながらも、最後まで我流のスタイルを突き通した。
番組を見た視聴者からは「もう呼ばなくていい」「頼むから隠居してくれ」などとドン引きする声が続出。『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)のMCとしてますます意気軒昂としている田原氏だが、得意の “キレ芸” が受け入れられない時代に突入しつつあるのかもしれない。
田原氏のような “ご意見番” は何人もいるが、時代の移り変わりか、求められる機会が減りつつある人も少なくない。そこで、本誌は全国の男女500人にアンケート調査を実施。「もう引退してほしい」と思うご意見番タレントを、リストから1人選んでもらったところ、以下のような結果となった。
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【第4位】宮根誠司:53票
『おはよう朝日です』(朝日放送)からキャリアを始め、2006年からは『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)のMCを長年務めてきた。関西弁で次々と持論を展開する姿には好き嫌いがわかれる。2024年3月には韓国の禁煙区域で路上喫煙する姿が炎上し、謝罪に追い込まれた。
「高慢な態度が不快。自分の思いどおりにレポーターが発言しないと不機嫌になり、話を遮ってまで自分の意見に沿った話を言わせる。路上喫煙で謝ってはいたが、謝る態度ではなかった」(30代男性・その他)
「関西の人にはいいのかもしれないが、他の地方の人にとっては、宮根さんでなくてもいい」(50代女性・専業主婦)
「自分のことをさておき、他者に物言いするのはどうかと思う」(50代男性・会社勤務)
「人の話を聞かず、話を遮って話し始めるから聞いていられない」(20代女性・パート)
【第3位】堀江貴文:55票
テレビだけでなく、自身のXやYouTubeで、世の炎上ニュースを辛口で批評。過激発言に対し、不快感を示す人も少なくない。
「ビジネスの才能があるのだから、テレビやネットでやいやい言うより、そちらに専念すればいいと思う」(30代女性・パート)
「言葉と行動がともなわない感じがする」(50代女性・パート)
「実業家なんだし、テレビなんか出とらんと他の仕事をしてほしい」(30代男性・無職)
「えらそうに日本下げをおこなっていることが腹立たしい」(30代男性・会社勤務)
「自分の意見が正しいという言動が強すぎて、仮に正しくても納得できない」(40代女性・専門職)
【第2位】田原総一朗:100票
アベプラでの暴言連発だけでなく、『朝生』での様子にも思うところのある視聴者は多いようで……。
「年も年だし、昔のようなパワーを感じなくなった」(60代男性・無職)
「考えが凝り固まっていて、司会として成り立っていない」(50代男性・パート)
「テレビで見るのが苦痛に感じるレベル。正直、好感のもてる年のとり方ではないと感じています」(50代女性・会社勤務)
「いつも怒っていて、不快な気持ちになる」(60代女性・パート)
「もう政治系の発言をさせてはいけないと思う。口を開けば失言ばかりしている気がする」(30代男性・公務員)
「常に不機嫌でキレやすい」(30代男性・無職)
【第1位】和田アキ子:111票
1985年から続く冠番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)だが、最近は和田の失言が炎上することもしばしば。失言→謝罪の流れは、視聴者としても見ていてつらいものがありそうだ。
「発言が今どきでない。考え方が古い」(10代女性・学生)
「芸能界には詳しいかもだけど、世間知らずな感じ。世間一般の人の感覚とはズレてる感じがある」(40代女性・無職)
「言ってることがズレている場合が多く、共感できない。意見やコメントもたいしたことを言っていない」(30代女性・専門職)
「社会はどんどん変わっているので、時代遅れな人になってしまったと思う」(30代男性・学生)
「昔から雰囲気や物言いが好きではなかった。近頃の番組を見ていても、周りの出演者が気を遣いすぎて、気の毒になって見ていられない」(50代女性・専業主婦)
「滑舌もよくなく、元気が空回りして見える。もう十分活躍していただいたので、休んでほしい」(50代男性・会社経営)
不適切な発言で炎上する前に、時代の変化に対応して長く活躍してほしいものだ。
( SmartFLASH )