YouTuberでタレントのフワちゃんによる“不適切”投稿問題。お笑いタレント・やす子がXに投稿したポストを引用し、《おまえは偉くないので、 死んでくださーい 予選敗退でーす》と悪意に満ちた内容を投稿したフワちゃんには、いまだ非難の声が鳴りやまない。
「ただ、お笑い界からは霜降り明星・粗品さん、さらば青春の光・森田哲矢さんなど、一連の炎上をいじる芸人も現れました。粗品さんは自身のYouTubeチェンネルで “パロディ動画” を、森田さんはXでパロディ投稿をしていました(森田は投稿を削除)。
しかし、元ネタとなるフワちゃんの投稿の不快さも相まって、不謹慎だという声もあがっています。なんでも笑いに変えようとする芸人たちと、一般人との倫理観の乖離を浮き彫りにした格好です」(芸能記者・以下同)
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一方で、この騒動への対応で、株を上げた芸人たちもわずかながら存在する。
「まず、ザ・マミィの酒井貴士さんです。騒動にいち早く反応し、『仲間じゃねえのかよ』『悲しいよ 通り越してさ 許せねえ』と、まっすぐ怒りまじりにXに投稿。後に削除しましたが、タイミング的にもフワちゃんの投稿に対するやるせない思いを投稿したものと思われます」
また、楽しんごは5日、自身のXに動画を投稿。
「『フワちゃん、僕も出過ぎたことを言っちゃう病気があるんですけど、マネージャーに怒られていつも考え直してます。あの、今回は衝動的に言っちゃったかもしれないですけど、とても他人事とは思えなかったす』と、四面楚歌のフワちゃんに理解を示す動画を投稿しました。このポストには、『やさしんご降臨』と、愛のある表現に高評価のリプが複数寄せられていました」
お笑い芸人の「ですよ。」も5日、Xを更新。
「ですよ。さんといえば大声で謝罪する芸風で『エンタの神様』でブレイク。同じ芸を貫きながら、2019年から依頼に応じて謝罪する “謝罪代行” サービスをおこなっています。
そんな彼に、『フワちゃんの代わりに謝ってください』と依頼したユーザーが現れたのですが、彼は『ちゃんと謝った方がいいです。』と、引用メッセージで回答。『お笑いとしっかりするべきところの線引きがちゃんとできてる』と、プロの “謝罪師” 本領発揮に賛辞が集まりました」
ここであげた3人とも、中身は違うが、いずれも真っ当な対応をみせたことで株が上がったといえる。フワちゃんの耳に、彼らの言葉が届くといいが。
( SmartFLASH )