《まあこういうのにいちいち文句をつける客はいい客じゃないから、二度と来なくていいよって思うね》
“ホリエモン” こと実業家の堀江貴文氏が、8月7日、Xを更新。飲食店の「モバイルオーダー」についてのウェブ記事を引用し、反対派をバッサリ斬り捨てた。
「モバイルオーダーとは、最近導入する飲食店が増えているシステムで、店内のタブレット端末やスマホから注文できるというもの。便利で店員を介さずに注文しやすい反面、LINE登録やアプリのインストールを求められる場合もあります。
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加えて、フリーWi-Fiがない店だと、客個人がデータ通信料を負担することになります。
LINEの友達登録により、後日お店から営業LINEが届くことに苦言を呈する声もあり、賛否が分かれています」(フードジャーナリスト)
そんななかでの堀江氏の投稿は、モバイルオーダー賛成派と反対派の間に、一石を投じることに――。
「モバイルオーダーを “是” とするホリエモンの投稿に、《スマホオーダーは便利だが、LINE登録はうざいのでやめて》と返信するユーザーが現れました。
この意見に同調する声に対し、《嫌ならそのあとブロックすりゃいいだろボケ》《ケチくさいこと言うな。お店だって商売でやってんだから》と、語気強めに返したホリエモン。
さらに、《LINE登録するなら、せめて割引サービスがあれば納得感もある》と食い下がるユーザーに、《だからお前は貧乏なんだよ笑》と一蹴していました」(同)
Xだけでは語り足りなかったのか、その後、YouTubeチャンネルを更新した堀江氏。「モバイルオーダーに文句言うのは筋違いだろ」と題し、私見を述べた。
「Xでプチ話題になっている、お店でキャッシュレス、モバイル注文ってありますけど。自分のモバイルデータがとられるって話もありますけど、どんだけお前らケチなんだって話で、反論したいと思います。
モバイル決済は中国とかから火がついて、今や導入する店舗も増えています。モバイルオーダーができれば、注文を取りに行く人の手間も省ける」
と、人手不足の現状を説明し、モバイルオーダーや配膳ロボットを導入することで人件費が削減できるとし、次のように続けた。
「みんな(スマホの)使い放題プランを使っている人が多いと思います。そんなケチることないじゃん! 動画とか観させられるわけじゃなく、ただモバイルオーダーするだけなんだが? そんなとこケチるなよ!
むしろ、人件費を削れているぶん、お店の原価は下がって、価格にも反映されてるわけじゃないですか。モバイルオーダーで注文すればするほど、店も価格を上げなくてすむ。リーズナブルに食べられるってこと。そこに対して、文句を言うのって筋違いじゃないのかと!」(堀江氏)
一方、お店の電波状況が悪いのにWi-Fi環境が整っていない店に対しては、「それはよくないと思います」とした堀江氏。Wi-Fiの導入は必須としたうえで、自身がプロデュースする「“ホリエのWiFi”を使ってください」と呼びかけ、商魂したたかな面を見せつけた。
近い将来、モバイルオーダーが当たり前の世界になるのかも?
( SmartFLASH )