フワちゃんのやす子への不適切発言騒動は、冠番組『フワちゃんのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送ほか)の打ち切りに加え、8月11日には自身の芸能活動休止発表にまでつながった。
炎上のきっかけとなった8月4日の投稿から注目されてきたのが、“同業者”である、お笑い芸人たちのラジオ番組の発言だ。
8月5日深夜の『月曜JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオほか)では、過去にフワちゃんと“盗撮騒動”でトラブルになった、パーソナリティの伊集院光の発言に注目が集まったが、「(フワちゃんは)型にはまったおじさんと比べると可能性がある人なんだなあ、みたいなところで俺、収めちゃったから。それが悪いほうに出ている」と、あまり踏み込むことはなかった。
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8月8日深夜放送の『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送ほか)では、やす子と『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)で共演している岡村隆史が騒動に言及。
しかし、「芸能界って、ミスが許せないようになってきました」と、曖昧なものだった。
いずれも“無難”な内容にとどまった理由を、芸能事務所関係者が語る。
「みなさん、やす子さんともフワちゃんとも共演歴のある方々たちですから、どちらの肩も持てない、というのが実情でしょう。あえて“逆張り”でフワちゃんを擁護すれば、それこそ流れ弾を浴びかねません。
とくに、岡村さんはラジオ番組の“性風俗”発言で大炎上した過去があり、フワちゃんの降板によって、そのことがネット上では蒸し返されつつあります。余計に慎重にならざるを得なかったのでしょう」
そんななか、最後に注目が集まっている“大御所”が有吉弘行だ。
「有吉さんとフワちゃんは、意外にもウマが合うようで、たびたび互いのSNSで交流が見られています。いままで何度も批判を浴びてきたフワちゃんの遅刻癖に、有吉さんが注意しつつも、粘り強く番組に起用してきた“擁護派”でもありました。
さらに、9月7日放送予定の『有吉の夏休み2024』(フジテレビ系)でも、フワちゃんは4年連続で出演予定になっています。番組公式サイトで公開されている写真では、フワちゃんが有吉さんに抱きつくなど、相当慕っている様子がうかがえます」(芸能記者)
今回の騒動では、フワちゃんだけでなく、指原莉乃やアンミカといった彼女の“お友達芸能人”にも、飛び火するように批判や騒動への対応を求める声が相次いでいる。
フワちゃんの騒動が起きたのは8月4日だったが、その夜の有吉の冠ラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)は事前に収録されたものだった。つまり、8月11日夜の放送で初めて、騒動後の有吉の“生声”が聞けることになるため、発言に注目が集まっている。
しかし、放送作家はこう話す。
「有吉さんも、はっきりとした態度を取るとは限らないでしょう。最近、有吉さんは、ラジオで話題を振られても、それに応じないことが増えています。
やす子さんがチャリティーマラソンランナーを務める『24時間テレビ』(日本テレビ系)の話題になったときには『興味ない』と、バッサリ斬り捨てたことがありました。
今回のフワちゃんの暴言騒動も、自身への飛び火を意識するとすれば、サラリと流す可能性があるのではないでしょうか」
一流芸能人の“対応力”はいかほどか――。