お見送り芸人しんいち『水ダウ』ドッキリで集まる同情“やりがい搾取”の「先輩仕掛け人」芸人のほうが「クズ説ない？」

水ダウのドッキリで同情を集めたお見送り芸人しんいち

《いや、作詞作曲したんやから金くれ!》

　Xでそう叫んだのは、お見送り芸人しんいち。8月14日放送の『水曜日のダウンタウン』（TBS系）で「昔、不義理をした人に謝りに行く系のロケ、少し売れたことで先方も大目に見てくれると思ったら大間違い説」の第2弾が放送され、しんいちは松竹芸能時代の先輩芸人である“収納王子”コジマジックに謝りに行った。番組放送後、心の叫びをポストしたのだ。

関連記事：【水ダウ】「神クオリティ」クズ芸人2人が心理戦繰り広げた「電気イスゲーム」に絶賛の声　劇団ひとりも「Netflixでやって」

「いまから8年ほど前、当時は売れない若手だったしんいちは、コジマジックから楽曲制作の依頼を受けました。何日も徹夜して一生懸命作った曲を提出し、ギャラを尋ねると3万円といわれたため、必死に作ったのに安すぎると感じたそうです。さらに、サビ部分にコジマジックのネタをひとこと、入れていたため、作詞を共同名義にすると言われてブチギれ、その後の交流を拒否。

　コジマジックからすると、予算のないなかで売れない後輩に仕事を振り、ギャラは安いもののCDが出せるんだからいいやないか、というスタンスでした。典型的な、先輩による“やりがい搾取”案件ですね。番組的には、ブチギレたしんいちが“クズ”、コジマジックはいい人の扱いでVTRを作っていましたが、これに違和感を覚える人が続出したのです」（お笑いサイト記者）

　Xでは、しんいち支持の声が広がっている。

《しんいちが大人な対応しただけで、コジマジックていう人がクズにしか見えなかった。お金ない中でやってたから、いつも面倒みてたから、ていうのが押し付けがましくて怖い》

《結局ただ立場の下の人をうまく丸め込めなくて拗らしたって話よね。お金と権利の話は絶対先にしなきゃ駄目だな。うん》

《せっかく一生懸命曲書いたのに十分な報酬をくれないとか作詞を自分がやったことにしてくれとか言ってきたり、優勝したら媚びうるようなライン送ってきたり、コジマジックのほうがクズ説ない？》

　コジマジックは、所属する松竹芸能のウェブサイトでは、「片づけ・収納・住まいに関する圧倒的な知識と実績を持つプロフェッショナル」であり「ライフスタイル系タレント」と紹介されている。

「コジマジックは、TKO木本の右腕ともいわれていたベテラン芸人。後輩の面倒見はいい反面、パワハラ気質であるとしんいちは語っていました。仕掛け人としてブチギレる演技では、松竹の“伝統芸”ペットボトル投げも披露（笑）。なんとなく芸人の上下関係の闇も見え隠れする企画でしたね」（週刊誌記者）

　番組放送後は、Xにコジマジックと一緒に「ご飯会」を開いた笑顔の画像もアップし《お金頂きましたwww　金額言ったらまたコジマジックさんにペットボトル投げられそうなんで黙っときますwww》とつづっていたしんいち。金の切れ目が縁の切れ目にならなくて、めでたしめでたし……なのだろうか？

( SmartFLASH )