8月18日に放送された、日本テレビ系『行列のできる相談所』(以下『行列』)では、8月11日放送回と比べて、明らかにYouTuber・フワちゃんの姿がカットされていた。
発端は、18日の同番組にも出演していたお笑い芸人・やす子への不適切発言投稿だったが、事態が大きくなると、フワちゃんは謝罪のうえ、11日に芸能活動休止を発表。
日本テレビも「当社の番組基準や人権方針に基づき、既に収録済みのものについては適切に対応します。今後の出演については予定しておりません」と『行列』などの対応を明らかにしていた。
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11日放送回ではフワちゃんの姿が映るものの、発言がいっさい取り上げられることはなかったが、18日放送回ではついに顔も映らず、まるで“放送禁止”状態になった。
「まさしく、2019年6月の闇営業騒動後に宮迫博之さんの出演部分が大幅カットされた『アメトーーク!』(テレビ朝日系)さながらの編集になっていました。
今回の放送回では原点に立ち帰る『法律相談スペシャル』と題して、出演者が持ち込んだ、悩みやトラブルについて、弁護士に見解を尋ねるという内容でした。
フワちゃんの座席は、タレント・あのちゃんの後ろだったようですが、あのちゃんが相談する2分ほどの時間帯ではしょっちゅう、フワちゃんの衣装が映り込んでいました」(芸能記者)
降板が発表された『フワちゃんのオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)では当面、同じ時間帯の放送枠を週替りのパーソナリティが務めることが決まっている。
まだ正式に発表されていないが、今回の『行列』の対応を見る限り、フワちゃんの降板は決定的。
そういったことから、X上ではこんな声が聞かれている。
《行列のできる法律相談所。次の告知ポジション。オファー来ても複雑なのかな》
《アンジャッシュ渡部といいフワちゃんといい行列の告知枠は消える運命なのか。後任は誰がやるんだろ》
《行列のできる法律相談所の告知係みたいなのは炎上する運命なんですか?》
いったいどういうことか。前出の芸能記者がこう話す。
「ゲストとして、人気俳優やアーティストが出演することが多い『行列』には、放送の最後に番組などの告知をおこなう時間があります。
俳優などが一通り告知をした後に、レギュラーが『ちょっと待った!』と言わんばかりに割り込んで、さらに詳細にプレゼンするという“流れ”があるんです。
もともと、それを務めていたのが不倫騒動で『行列』を降板したアンジャッシュの渡部建さんでした。そして、その後に引き継いだのがフワちゃんだったわけです」
多くの『行列』を楽しみにしている視聴者は、その後任の人選が気になっているのだろう。
この人選について次の“適任”は誰になるのか。芸能ジャーナリストの平田昇二氏に聞いた。
「そもそも、『行列』にフワちゃんがキャスティングされたのは、若い世代の視聴率がほしいからだったと思われます。モデル、女優として活躍している滝沢カレンさんが出演しているのも、若い世代、女性からの支持が高いからですよね。
フワちゃんは、さらにそこから少し下の世代、テレビ局が欲しい“コア視聴率”にあたる世代からの人気で抜擢されたように思います。そういった背景から、似た系統のタレントで、バラエティにも慣れている点を考慮すると『ゆうちゃみ』こと、古川優奈さんが、今の勢いなら最有力ではないでしょうか。
若い世代からの人気を考えると山之内すずさんもいいでしょうし、ノリのよさの面を考えれば、お笑いコンビ・エルフの荒川さん、元NMB48の渋谷凪咲さんあたりも有力だと思います。
ただ、『行列』は日本テレビの看板組のひとつでもありますし、ブレイクする大チャンスととらえて“あの席”を狙っている事務所も多いでしょうから。一筋縄ではいかないと思いますが……」
移り変わりの激しい芸能界はまさに“椅子取りゲーム”だ。
( SmartFLASH )