8月21日、インターネット掲示板に、アイドルグループ「King&Prince」のメンバー・永瀬廉への殺害予告を書き込んだとして、「Number_i」のファンだという50代主婦が書類送検された。メンバー脱退から続く、King&PrinceとNumber_iの“ファン抗争”の過熱ぶりに、波紋が広がっている。
その主婦は、掲示板「5ちゃんねる」に「永瀬刺し殺すぞ」などと書き込み、事務所側が警察に相談したことで特定に至ったという。女性は「掲示板に永瀬のファンがNumber_iへの中傷を書き込んだためやり返した」と話しているとも報じられた。
「2023年、平野紫耀・神宮寺勇太・岸優太はKing&Princeを脱退し、ほどなくして滝沢秀明氏が率いる『TOBE』にてNumber_iを結成しました。そのため、もともと5人体制だったKing&Princeは永瀬と髙橋海人の2人だけに。3人の脱退の経緯に納得していないファンが多く、グループが“分裂状態”の今、ことあるごとに双方のファンの言い争いが生じています。今回のような度を越した誹謗中傷が飛び交う場面も少なくありません」(芸能記者)
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今回の事件は、そうした争いが激化した結果ともいえる。XではKing&Princeファンからこんな声が飛び出した。
《本当にぬんべりのファンは恐ろしい人達だな怖すぎる 平野達から注意したらいいのに》
《平野くんが1年以上経っても何も言ってくれないから終息しないんだよって何度言わせるんだろう。たった一言やりたいことが他にあったのに辞めました、2人のことは今度ともよろしくお願いします。これだけでいいのに届かなくて悲しい。》
《平野君達にも責任あるよね?滝沢社長の責任もあるのでは?何故ファンの暴走を野放しにするの?》
つまり、平野たちに、自身のファンに向けた「注意喚起」を要求し始めたのだ。
「しかし、もはや平野さんたちから言葉をかけたところでは収まらないレベルにまできているのでは。そもそも、こうした状況に注意喚起するのは、タレントではなく事務所の役割です。TOBEとSTARTO社が同時に声明でも出せば、抑止力程度にはなりそうなものですが……。TOBEは6月にSNSガイドラインを発表し、STARTO社は8月23日に誹謗中傷などを通報するための窓口を設置しましたが、これで事態が収束するとも思えません」(同前)
こうした平野らを責める声に対し、“お門違い”を指摘するNumber_iファンの反論や双方のファンをたしなめる投稿も見られる。
《誹謗中傷をタレントのせいにするな。誰が何を言ったところで今の状況になってる。平野の一言で終わる程度なら1年以上も地獄みたいな状況続いてない。今回の件でメンバーにヘイトが向くような人はSNSやめて、ほんとに》
《ぶっちゃけオススメで流れてくるキンプリファンの特に平野君に対しての貶してるポストも結構酷い事言ってると思うし正直どっちもどっちでSTARTO側もファンに注意喚起は必要だと思うけどね。本人達が1番可哀想》
《ファン同士の争いに本人は全く関係ない。永瀬廉も悪くないし平野紫耀も悪くない。だが、誹謗中傷が度を超えると本人に対しても否定的になる人がいる。その結果が今回の事件。いい加減、ファン同士の啀み合いが本人を苦しめることになることを学んでほしい》
脱退から1年以上たってもなお続く泥仕合。不毛な争いに終わりは来るのか。
( SmartFLASH )