8月31日から9月1日にかけて放送される『24時間テレビ』(日本テレビ系)。毎年、恒例の番組だが、2024年は大きく変わった点がある。
「メインパーソナリティーが廃止になりました。2003年のTOKIO以来、旧ジャニーズ事務所(現・STARTO ENTERTAINMENT)のタレントがメインを務めていましたが、今年は『24人でつなぐ24時間テレビ』と題し、24人が出演して企画をおこなう形を取ります。いまのところ出演が発表されているのは、嵐・相葉雅紀さんとKing & Prince(キンプリ)・高橋海人さんのみです」(スポーツ紙記者)
相葉らが出演するとはいえ、例年、旧ジャニーズ勢が番組の“顔”だったことを考えると、メインパーソナリティーなしの2024年は“旧ジャニーズ不在の年”と言えるはず。彼らがいないことで、ある影響が出ている。
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「例年に比べ、『チャリTシャツ』の売れ行きがあまり芳しくないようです。これまでは、キンプリやなにわ男子など、メインを務める旧ジャニーズの人気グループが着用していることで、ファンが多数、購入していました。今回は、スタジオジブリの宮崎吾朗監督がデザインを手がけたとあって注目度は高いものの、勢いに欠けるようです」(イベント制作会社関係者)
8月17日には、相葉がMCのバラエティ番組『嗚呼!!みんなの動物園』(日本テレビ系)が放送され、相葉とBTS・JINが「相葉トリミングin韓国」という企画で『24時間テレビ』に出演することが発表された。放送後、2人が着用していたTシャツに意外な反応があったようで……。
「JINさんが着ていた白のTシャツが、爆発的に売れているんですよ。商品を販売している一部のイオンの店舗では、一時、品切れになったといいます。一方、相葉さんが着ていた黄色のTシャツは、番組の基本カラーなのである程度売れてはいるものの、JINさんほどの影響力はないようです。JINさんは6月に兵役を終えたばかりで、『24時間テレビ』は除隊後、初の日本の本格的なテレビ番組出演となります。こうした背景もあって、相葉さんと差ができてしまったのでしょうか……」(前出・イベント制作会社関係者)
Tシャツへの反響という点で、相葉がJINに“敗北”したといえなくもないが、芸能プロ関係者は「旧ジャニーズが番組の“顔”から外れたことも大きい」と語る。
「旧ジャニーズのグループがメインを務めると、メンバーそれぞれのファンや、グループ全体が好きな、いわゆる“箱推し”のファンなど、さまざまな層が番組の関連グッズを買うことが期待できます。ですが、相葉さんひとりだと、嵐は“5人でひとつ”というイメージが強いので、どうしても爆発力に欠けるのかもしれません。
ただでさえ日テレは、2023年に地方の系列局で『24時間テレビ』にかかわった幹部社員の寄付金着服が発覚して以降、厳しい目にさらされています。旧ジャニーズの出演が激減したのは、かなりの痛手ではないでしょうか」
視聴率も募金額の面でも、“数字”が窮地に立たされる回となりそうだ。
( SmartFLASH )