8月31日から9月1日にかけて放送予定の日本テレビ系『24時間テレビ47 愛は地球を救うのか?』。局員による募金の流用など、多くの問題が発覚し番組の存続すら問われる状況にもかかわらず、騒動はさらに続いている。
同番組の看板企画、マラソンランナーに選ばれた芸人のやす子だが、フワちゃんから不適切発言をXにポストされる。その後、やす子は《とっても悲しい》とポストし心配の声が寄せられるなど、放送前からとにかく“悪目立ち”している。
さらにここにきて新たな問題が“襲来”。22日に発生した超大型台風、台風10号が、28日から日本列島を縦断するという予報が発表されている。この日程は、ちょうど『24時間テレビ』に直撃するタイミングだ。
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「31日の19時頃から開始される予定の『全国の児童養護施設に募金マラソン』は、関東地方直撃の真っ最中になる可能性があります。例年、街中を走っていますが、暴風雨の中でやるとは思えない。
また、放送法の条文第108条には、『基幹放送事業者は、国内基幹放送等を行うに当たり、暴風、豪雨、洪水、地震、大規模な火事その他による災害が発生し、又は発生するおそれがある場合には、その発生を予防し、又はその被害を軽減するために役立つ放送をするようにしなければならない』と記されています。台風直撃でも強行するとなれば、この条文に抵触する可能性があります。
これだけ逆風が吹いているなかで、日本テレビがどういう判断をするのか、注目が集まっています」(全国紙芸能担当記者)
台風の予想進路が明らかになりつつある今、Xでは不安が広がっている。
《台風やべえってなってるのにやす子走らせたら死ぬぞ》
《台風くるよね? やす子さん走らせんの? 決断は早めにな》
《台風の中やす子が戦車で登場したら見るわ》
また、中にはフワちゃんの“例の発言”を元ネタにしたこんなポストも。
《おまえはあぶないので、走らないでくださーい、マラソン中止でーす》
フワちゃんの投稿とは打って変わって、こちらはやす子への愛に満ちたポスト。だが、当日はやす子だけでなく、一般公募の市民ランナー約1000人が募金のためにマラソンを走ることになっている。台風が直撃すれば、多くの市民ランナーにも危険が及ぶことになるのだ。そのため、「放送中止にすべき」という声も非常に多い。
《制作費分を寄付して放送やめれば?》
《番組制作費ごとチャリティで寄付すればいいよね》
《台風来るみたいなので放送日を待たずに中止しましょう》
夏の終わりの風物詩でもあるテレビの祭典は、巨大台風の前に“風前の灯”となっているようだ。決行か、断念か……日本テレビには、ぜひ早い決断をしていただきたいところだ。
( SmartFLASH )