8月下旬、炎天下の都内路上。黒いキャップを目深に被った女性が幸せオーラ全開で、満面の笑みを浮かべて歩いていた。ぽっこりと膨らんだお腹の中に、新たな生命が宿っているのは間違いないーー。
「きゃりーぱみゅぱみゅさんですね。きゃりーさんは、2023年3月に3歳下の若手俳優・葉山奨之さんと結婚し、今年4月23日には、第1子を妊娠したことを、自身のSNSを通じて発表しています。SNSの更新は頻繁にしていますが、さすがに身重の体なので、仕事はセーブしているようです」(芸能記者)
きゃりーの隣にはサングラスをかけた葉山の姿もあった。きゃりーの身を案じるように、歩調を合わせて優しくエスコートしていた。
「夫婦仲はかなりいいようです。身体的にも精神的にも大変な妊娠期間を、そばで支えようとしているのだと思います。きゃりーさんが連載をしている『Hanako』(マガジンハウス)の連載コラムでは、葉山さんが仕事のために2週間家を離れるため、実家の両親がやってきたことを報告しています。しかし、両親はあれこれときゃりーさんと葉山さんのこなしてきた家事に文句を言ったため、大喧嘩になったそうです。逆に言えば、それほどきゃりーさんと葉山さんは上手くいっているということでしょうね」(同前)
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じつはきゃりーは、妊娠を発表するまでに多くの困難を乗り越えていた。なんと“流産騒動”が起きていたのだ。
「同連載で明かしているのですが、妊娠発覚直後に出血があり、病院でエコー検査を受けたら『流産しました』と伝えられたそうです。しかもきゃりーさんはその当日にもライブがあり、衣装を着ていつもどおりパフォーマンスを披露したそうです。
しかし、後日大きな病院に行ったところ、じつは赤ちゃんが無事だったことが発覚。安堵の涙を流したそうです。ただ、出血が続き“切迫流産”という状態だったそうで、2月に2週間の休養を取ったとのです。当然、仕事はキャンセルしています。やはりアーティストを続けながら子供を生むのはとても大変ですね」(同前)
2011年に披露した「PONPONPON」が大ヒットし、独特の“KAWAII”文化を広めて世界的に人気を博してきたキャリー。気になるのは、“ママ”になった今後の展開だ。
きゃりーが出演するテレビ番組のアシスタントプロデューサーはこう語る。
「彼女が出演している番組はウチだけではありませんが、例えばインドネシアのテレビ局やタイのテレビ局から番組販売の依頼が絶えることがありません。アジアの女子たちのアイコンとなっており、ママになっても流行を生む力や影響力が衰えるとは思えませんね」
きゃりーと契約中のCMのキャスティング担当者もこう話す。
「目下、クライアント各社の興味は『ママになってキャラが変わるの?』というものです。今までは、明らかに10代や20代の女性がターゲットでしたが、今後はママタレとしても通用するかどうかで大きく販路が変わります。きゃりーさんならきっと、自身の世界観を体現するキュートなベビー向け商品をプロデュースすればバカ売れしますよ。現在の企業CMの年間契約料金は3000万円程度ですが、“ベビーマーケット”に参入すれば倍増も現実味を帯びてきますね」
何よりも無事に産まれることを祈るばかり。
( SmartFLASH )