『水ダウ』ひょうろく “セクハラ演技” に寄せられる不快感「まじでかわいそう」出演した女子大生タレントは大バズりも「なんでもありではない」

 

　8月4日に放送された『水曜日のダウンタウン』（TBS系）に、ピン芸人、ひょうろくが出演。ドッキリのターゲットとなった学習院大学の現役女子大生タレント・榎本ゆいながSNS上で大バズりしたが、一方で、ひょうろくが発したセクハラ発言にX上では不快感を示す声もあがった。

 

「ひょうろくさんといえば、やたらと腰が低く、どこか自信なさげな、おどおどとしたキャラクターでプチブレイク中です。ところが、10年前は普通に男っぽいキャラクターで漫才をしていたことなどが明かされ、“キャラを演じている” 疑惑が浮上。

 

　それを逆手に取って、今回の水ダウでは『ひょうろく、キャラ作ってるんじゃないか説』がドッキリ企画として放送されました。ひょうろくさんがカメラの裏では別人のような顔を見せるドッキリ企画のターゲットとして選ばれたのが、榎本ゆいなさんでした」（芸能担当記者）

 

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　企画内では、お笑いコンビ・さらば青春の光がMCをつとめるニセ番組で、さらばの2人と、ひょうろく＆榎本がロケを敢行。カメラが回っているときの顔と、裏の顔が全然違うキャラクターをひょうろくが熱演した。

 

「カメラの前では、いつもどおりのひょうろくながら、カメラが止まった瞬間、榎本さんやさらばの2人にタメ口になる姿に、榎本さんも困惑。

 

　さらば森田さんが『（カメラの前のひょうろくは）使い分けっていうかキャラで』と説明すると、『あんま野暮なこと言うな、お前』と森田さんにツッコむなど、ひょうろくさんは完全に別人のキャラクターを演じました。

 

　パイ専門店での食レポでは、事前に『パイをお2人に食べていただきます』というスタッフの説明に『お腹空いてねえんだけど』と悪態をつき、水を運んできた女性スタッフには『パイあんじゃん。俺こっちのパイのほうがいいわ』と、指を差しながらセクハラ発言。

 

　さらばの2人や榎本さんに『あっちのパイのほうがよくね？』と尋ねたあと、ニヤつきながら榎本さんにも『パイあんじゃねえか、お前』と言い放ち、榎本さんは引きつった笑いを浮かべるしかありませんでした」（同）

 

　ドッキリとはいえ、その後も、スタッフの進行や演出に愚痴やダメ出しを連発するひょうろくに、榎本は、ロケの待機中に自身のマネージャーに「怖いです」と本音を吐露する一幕も。

 

　結局、最後までトラウマ級の “裏の顔” 全開のひょうろくに付き合わされた榎本は、9月4日にXを更新。

 

《終わったー！！オンエア見てかなり笑いましたが、現場の空気は地獄でした！》

 

　と、ロケ中の素直な感情を明かした。榎本のポストには《大変でしたね》《最後泣きそうなのをよく堪えましたね》など同情も多く集まったが、一方で、ひょうろくのセクハラ発言に、X上では、

 

《こんなひょうろく嫌やしネタとはいえあんなセクハラ発言されるのこの女性タレントさんまじで可哀想なんやけどむっちゃおもろい》

 

《ひょうろく怖い　ドッキリだとしてもあのセクハラはあかんわ。。。》

 

《例えドッキリだとしても人に極度の精神的ストレスを与える手口はもう止めて頂けませんか？　今回の『ひょうろくドッキリ』の女優さん、セクハラ発言までされ例えどっきりでも観ているこちらまで最悪な気分　なんでもありではないからな？》

 

　など、批判的な声も複数あがった。

 

「番組内では『ひょうろく裏の顔　直球かつ太古のセクハラ』とテロップを出して笑いを誘っていましたが、パイとおっぱいをかけた発言は、コンプライアンスが重視される今の時代、地上波で放送するにはギリギリの発言だったのは否めません。

 

　実際、似たような被害を受けた人にとってはとても笑えるものではないでしょう。ひょうろくさんの演技があまりに自然だったということもあるでしょうが……」（同）

 

　とはいえ、榎本のポストは193万回のインプレッションを記録。嫌な思いをしたぶん、得たものも大きかったようだ。

( SmartFLASH )