銀行詐欺などの罪で起訴され、10月にも判決が言い渡される予定の大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告(39)。そんな彼が8月27日、妻との買い物姿をパパラッチされた。
「帽子を目深に被り、黒メガネ姿で変装しているようですが、少しやつれた様子ですね。とくに現地で話題になっているのは、一緒に撮られた妻と思しき女性です。水原被告の罪は重いし、大谷に返さなければいけない額は莫大で、とても返しきれるものではない。それだけに2人は『離婚したのでは』と噂されていたので、まだ一緒に暮らしているのかと驚きました」(現地在住の日本人記者)
水原被告の両手には、ドン・キホーテのビニール袋とオリオンビールが握られていた。
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「それよりも注目が集まっているのは、食材の入った袋ですよ。ひとつが無農薬食材とビーガン食材で有名なダウントゥアース。もう一つが大手スーパーのホールフーズマーケットですね。どちらも生鮮食品の他に、グロッサリー(総菜)の種類が豊富な高級スーパーです。じつは、大谷選手の御用達の店でもあります。両店は大谷選手が昨年のオフを過ごしたオアフ島にもあります。資金的には苦しい状況のはずで、10月に判決がでればすぐに収監されます。“最後の晩餐”ということで少しでも贅沢をしたいのでしょうね」(同前)
現在、保釈中の水原被告だが、国際弁護士の清原博氏は「6年から8年くらいの懲役刑ではないか」と予測する。
「起訴されている2つの事件を併合すれば、30年以上の刑期になります。ただ、有罪を認めて司法取引をしているので、刑期はぐっと短縮されます。裁判所は大谷選手に意見を聞いているはずで、水原さんへの処罰意識が薄く、賠償も求めないと裁判所に話していればさらに短い、4年程度になる可能性もあります。
懲役刑になれば収監され、刑期を刑務所で過ごすことになりますが、おそらく現在、保有しているグリーンカードは取り消されるので、出所後は国外退去でしょう。米国に滞在できるのは、保釈されている現在と、刑期中のみということです」
さらに別の現地紙記者は、“判決”だけでなく今の平穏無事な暮らしも“元相棒頼り”だという。
「少なくとも、現地に押しかけている日本の大手メディアは、水原一平氏についてほとんど取材できないんですよ。じつは大谷がこの件に関して『もう終わったことです』と強く言ったんです。言い換えれば『過去のことなので、あなたたちももう追いかけないでください』と言っているのと同じなんです。実際、どこも追いかけていませんよ。
大谷の意向に逆らって、大谷と水原氏を関連づけるような報道を繰り返した場合、『50−50』関連の取材ができなくなるでしょう。大谷の“快挙”を報道したいからみんな手控えているんですよ。まあ水原氏もさすがに情けない気持ちなんじゃないですか」
最後の最後まで大谷の優しさに甘えているというわけか。
( SmartFLASH )