2024年7月より、32年ぶりとなるアニメシリーズ『キン肉マン 完璧超人始祖編』(CBC/TBS系)が放映中のマンガ『キン肉マン』。
今回のアニメは、1983〜1986年、1991〜1992年に放送された過去2作と比較して、より原作に忠実なキャラクターデザインとなっており、『週刊少年ジャンプ』での連載時代を知る世代のみならず、新たなファン層も取り込んで、再ブレイクをはたしている。
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そんななか、9月16日に、
《え、キン肉マンってアニメ今やってんの?》
そう書き込んだ一般ユーザーのポストに対し、作者である「ゆでたまご」嶋田隆司氏の投稿が物議を醸し、大炎上してしまった。嶋田氏は、17日、前述のポストに一言、
《はぁ?》
と、キレ気味のリプライを送ったのだ。これに対して、投稿者は《え??》と返したが、嶋田氏のぞんざいな物言いに納得がいかなかったのか、その7時間後、嶋田氏のリプを、
《純粋にアニメやってるんだって気持ちでやったらまさかのご本人様登場 俺、なんか悪いことした?》
と引用リポスト。この投稿は、19日15時の時点で5817万回のインプレッションを記録しており、コメント欄には、
《これは…原作者がこんなこと言ってる見たらキン肉マンのファンも悲しいっすよね…》
《みんながみんなからキン肉マン見てるわけない。ワンピースや呪術廻戦ですら知らん人いるのに、キン肉マンの新作アニメをみんなが知ってると思うのは違う》
《前から思ってましたが嶋田先生SNSの使い方下手ですよね》
など、共感する声が殺到している。実は、嶋田氏はこの過程で謝罪することもなく、
《もう、わずかな回数ですが 興味があったら観て下さい》
とリプを返し、火に油を注ぐ状態となっていた。
投稿者は、9月18日に、嶋田氏との最初のやり取りとともに、
《1つ言っておきたいんですけど本当に煽りとかで言った訳じゃなくて今でもアニメやってるんだという、驚きでポストさせてもらいました。キン肉マンという漫画は読んだことありますし、本当にアニメをやってるのを知らなかっただけなんです。誤解させてしまったのなら申し訳ないです》
と引用リポスト。これに嶋田氏は、
《いや君が謝る必要はないよ 最初ポスト観た時 おちょくられてるのかと思って「はぁ?」て言葉になっただけで私が大人気なかったんだよ。謝るのは私の方だよ すみませんでした》
と謝罪。続けて、
《ごめんね普通にXやってる君に大変なことに巻き込まさせてしまって。言い訳になるかもしれないけど私も右膝手術したりして気持ちに余裕がなかった。もう少し人の気持ちがわかるような大人になります》
とつづり、「#友情パワー」のハッシュタグをつけて投稿。嶋田氏が一般ユーザーのアカウントをフォローするという結末となった。
「嶋田先生は、ふだんからエゴサーチをよくされていて、キン肉マン関連のポストには気さくにリプを返してくれることも多い反面、自分の意にそぐわないポストには露骨に突っかかったり、“いちゃもん” をつけることがあるんですよ。
今回もまさにそういうことでしょうね。直情型といえば、そうなんでしょうけど、新作アニメが好調なだけに、もっと余裕を持った対応をしてもよかったと思います」(漫画業界関係者)
それにしても、なにも怒るような投稿内容ではないのだが……。
( SmartFLASH )