9月20日、俳優・前山剛久が、自身のInstagramを更新。芸能界復帰作となる予定だった舞台「ある日の通り雨と共に」の上演が見送られたことを発表した。
舞台の公式SNSによる発表では、《関係各所と協議の上、安全性の確保が困難になったと判断しまして上演を見送らせていただくこととなりました。》と理由が説明された。前山も、リリースとともに《安全を期すため、今回の決断に至りました。公演を楽しみに待たれていた方々、このような残念な形になってしまい、大変申し訳ありません》と謝罪している。
「元交際相手である女優・神田沙也加さんが急死され、罵倒音声や二股疑惑が報じられた前山さんは、ここ数年芸能界から遠ざかっていました。今作は、3年ぶりの復帰作になる予定で、前山さんは物語のカギを握る役どころとされていました。しかし、出演発表時から批判の嵐となり、つい先日、女優が2名出演辞退しています。このまますんなり上演できるとは思えませんでしたが、案の定見送りとなってしまいました」(芸能記者)
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だが、経緯が経緯なだけに、同情の声は少ない。それどころか、Xでは上演見送りに納得する声が続出している。
《天下の神田正輝と松田聖子の愛娘をあんなことになるまで追い込んでおいて芸能世界の表に再び立てると思ってるのが大きな間違い》
《厄病神でしかないよな コイツのせいで関係ないキャスト達が仕事を奪われたんだからな 表舞台に戻ってきたらダメな人なんだって》
《沙也加さんのご両親、沙也加さんと仕事で関わった役者やスタッフの気持ちを考えたら復帰そのものが有り得ない。》
《公の場に出るのはもう諦めてほしいです。そんなの許されるわけがない。沙也加ちゃんは戻って来ないのに、この人が戻ってくるなんて、絶対にありえない。》
また、前山に対する批判のなかで散見されたのが、「もっとひっそり復帰すべきだった」といった指摘だった。
実際、前山は復帰に向け、8月に『週刊女性PRIME』の独占インタビューに登場。神田さんを罵倒したことは事実だと語り、《思い詰めてしまったのだとしたら、僕との関係にもその一因があったのではないかと思っています》と、自身の責任を一部認めている。《せめて墓前で手を合わせたい》《この記事を見てご一報いただけるとありがたいです》と、神田さんの関係者に呼びかける発言もみられた。
「約3年の活動休止期間と、当時を語ったインタビューで、ある程度禊がすむという判断だったのでしょう。インタビューが話題を集めたタイミングで、今回の舞台を告知し、予定通り注目を浴びる復帰作にはなりました。
ただ、結果論ですが、一連の反応を見るに、世間の怒りはまだ収まっていません。神田さんは、松田聖子さん、神田正輝さんという大スターの愛娘ですし、たしかな実力でファンも多かったですからね……。3年が経ったとはいえ、今回のような派手な復帰アピールをして、主要キャストの位置に戻ろうとする前山さんの姿を、許せないと思う人は少なくないようです」(前出・芸能記者)
インタビューを受けたのは、前山なりのけじめだったのかもしれないが……。一連の騒動をみるに、その決意は裏目に出てしまったようだ。
( SmartFLASH )