エンタメ・アイドル
「よくわからん展開」福原遥『マル秘の密子』さん “路線変更” で視聴率低迷…朝ドラ後のドラマが「ハマらない理由」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.09.27 15:45 最終更新日:2024.09.27 15:48
9月28日、福原遥が主演を務めるドラマ『マル秘の密子さん』(日本テレビ系)の最終回が放送される。
同作は、トータルコーディネーターの本宮密子(福原)が、あらゆる手段を使って、不運続きのシングルマザー・今井夏(松雪泰子)を大企業の社長にさせる物語。密子は、夏をプロデュースしつつ、半年前に姉の命を奪った火災事故の真相を突き止めるという裏の目的を持つ。
福原の “ダークヒロイン” も見どころの一つだが、視聴率では苦戦を強いられた。
「第1話の世帯平均視聴率は6.7%で、その後4〜5%と徐々に下がっていきました。終盤となる第8話は3.5%を記録(いずれもビデオリサーチ、関東地区)。8月10日はパリ五輪、8月31日には『24時間テレビ』の放送で2度休止になったことも追い打ちに。土曜日の22時という時間帯を考えると、全体的に低空飛行だった印象は否めません」(芸能記者)
【関連記事:福原遥「引っ越し先は言えないの」転校を繰り返した「まいんちゃん時代」の“知られざる苦悩”の理由】
Xでは、ストーリー展開に疑問を抱く人の声が見受けられる。
《最初は良かったのに暫く見ない間になんかよくわからん展開になってんな密子さん》
《密子さん、途中から描きたいもん変わったのかっていう展開の変え方w つかれる…w》
《密子さん、目的が明らかになったことで、最初の何を企んでいるのかわからない、謎のコーディネーターの毒気はさすがになくなっちゃったな》
物語序盤と終盤の変わりぶりに戸惑う人も少なくないようだ。前出の芸能記者は、ストーリーの “路線変更” について、こう語る。
「序盤は、密子が夏に手を貸しながら、夏の邪魔になる人たちの弱みを握っていく痛快なストーリーでした。ただ、“姉の命を奪った人物への復讐” という密子の目的が判明して以降、シリアスな展開が増えた印象です。
毎回、怪しい人物を匂わせては、じつはそうでなかったというパターンを繰り返したため、飽きてしまった視聴者も多いのかもしれません」
福原は、2022年のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』でヒロインを務めた。パイロットに憧れて夢に向かう主人公・岩倉舞を演じ、女優として評価を高めた。ただ、朝ドラ後に出演したドラマでは、いまひとつ波に乗れないようで……。
「2023年の『18/40〜ふたりなら夢も恋も〜』(TBS系)で、深田恭子さんとW主演を務めました。福原さんは18歳で妊娠するシングルマザー役を演じましたが、世帯平均視聴率は6.4%と伸び悩みました」(前出・芸能記者)
福原といえば、2009年から2013年まで放送された子供向け料理番組『クッキンアイドル アイ! マイ! まいん!』(NHK Eテレ)で、“まいんちゃん” こと主人公の少女・柊まいんでお馴染み。放送から10年以上たったが、芸能プロ関係者は、「女優として、子役時代のイメージから抜け出せていないのでは」と語る。
「現在も、福原さんを見て、明るく元気なまいんちゃんを思い浮かべる人は多いでしょう。『舞いあがれ!』で演じたヒロインはそんな彼女のイメージと近く、視聴者も受け入れやすかった。ただ、『18/40』では、深田さん演じる年上の女性に初対面で “おばさん” 呼びしたり、やや自分勝手な行動が目立つ役柄でした。
『マル秘の密子』さんのダークヒロイン然り、子役時代の福原さんとギャップを感じる人もいるのかもしれません。今後、新たな “ハマり役” に出会えるかが課題になるでしょう」
2025年1月には、NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』への出演が決まっている福原。次こそ、本当に “舞いあがれる” か──。
( SmartFLASH )