「日テレとフジは理解してるか？」仏在住の有名シェフ宅に強盗侵入、蒸し返される大谷翔平“自宅取材”激怒事件

 

　フランスのミシュランガイドで、アジア出身者で初の3つ星を獲得した有名シェフ・小林圭氏のパリの自宅に現地時間9月26日朝、男3人が押し入ったと報じられた。小林氏はパリのレストラン「ケイ」のオーナーシェフで、2020年に3つ星を獲得している。

 

　報道によれば、自宅には小林氏の妻がおり、全身を殴られるなどの暴行を受け、全治2カ月の重傷を負ったという。小林氏は出張中で不在のため無事だったというが、男3人は逃走している。パリでは同様の事件が相次いでおり、今回も強盗目的だったとみられている。

 

　この報道が流れると、X上では米ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平を心配する声が相次いでいる。

 

《大谷翔平が危惧してるのはこういうことなんだよな　日テレとフジは理解してるか？？》

 

《改めて大谷翔平選手の新居前からレポーターが中継するなど、住所がわかるような形で報道したフジテレビ・日本テレビ両社は、本当に危険なことをしたのだと感じる》

 

《有名な方の自宅の情報が漏れると危ないですね…大谷さんも自宅情報バラされて、テレビ局とイザコザありましたもんね》

 

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　大谷の新居報道をめぐっては、2024年5月22日に米紙「ロサンゼルス・タイムズ」が12億円の豪邸を購入したと衛星写真つきで報じた。それを皮切りに、日本のメディアも豪邸について報じたが、フジテレビと日本テレビは、自宅の“現地レポート”をおこなったのだ。

 

　スポーツ担当記者はこう話す。

 

「フジテレビは、5月23日放送の『Live News イット！』で、木々の隙間などから自宅敷地内を撮影。大谷が住むことを知らなかった近隣住民にインタビューし、自宅の情報を拡散させてしまいました。

 

　日本テレビも同日、ニュース番組『news every．』で、豪邸の前でレポーターが大谷の自宅を特定し、外観を映し出していました。こうした行き過ぎた報道に対して、大谷選手サイドが激怒。フジと日テレはドジャースから出入り禁止状態にあると、一部週刊誌で報じられました。

 

　大谷選手が激怒したのは、これまでにも同僚選手たちが、留守中に自宅が窃盗被害にあっていたからです。2023年7月にはフレディ・フリーマン選手、翌8月にはマックス・マンシー選手、10月にはエバン・フィリップス選手です。

 

　このように、ロサンゼルスではセレブを狙った犯罪が多く発生しています。メジャーリーガーなどのセレブの自宅が知られてしまうと、犯罪者たちの標的になり、家族にも危険が及びます。結局、豪邸には入居することなく売りに出されたようです」

 

　その後、騒動を受けて、フジは7月上旬の『Live News イット！』や『めざまし8』で謝罪し、7月5日の定例会見でも港浩一社長が謝罪した。

 

　一方の日テレは対応が後手後手にまわり、7月29日にようやく定例会見で石澤顕社長が『一連の報道のなかで、大谷選手とご家族にご心配、ご迷惑をおかけした。申し訳ないと思っている』と謝罪したのだった。

 

　真美子夫人を愛する大谷の“嫌な予感”が、今後も当たらないことを祈りばかりだ。

( SmartFLASH )