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「L⇔R」2016年に再始動するもメンバーの病没に苦しむ
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2017.12.28 11:00 最終更新日:2017.12.28 11:00
ボーカル&ギターの兄・黒沢健一さんとともにL⇔Rに在籍したギター&ボーカルの弟・黒沢秀樹(47)はこう話す。
「10代のころから職業作曲家として活動した兄と、友人の木下裕晴と僕でバンドを結成したんです。僕はエンジニア志望でしたし、当初はライブよりもレコーディング重視のバンドでした」
レコード会社を移籍し、ドラマ主題歌がヒットしたことで環境は一変。
「忙しすぎて、ブレイク当時の記憶があまりなくて。まったく楽しむ余裕はなかったです」
1997年に突如活動を停止。
「兄は非常に作品制作にこだわるタイプでレコーディング中に行きづまり、スタジオから消えてしまったんです。話し合い、活動休止を決めました」
3人は各々ソロ活動を継続するが、2016年、健一さんが脳腫瘍のため48歳の若さで急逝。
「まさに “再始動” した年に兄が病気になり、看病などで音楽どころではなかった。最近まで何も手につきませんでしたが、今は生きている間は音楽を続けたいと思っています」
くろさわひでき
1970年8月28日、茨城県出身 1997年のL⇔R活動休止後は、音楽プロデューサー、ソロアーティストとして活動。さまざまなアーティストともコラボレーションしている。2017年、L⇔Rでのラストライブが初めてDVDリリース
(週刊FLASH DIAMOND 2017年11月10日増刊号)