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坂本冬美の『モゴモゴ交友録』郷 ひろみ(68)ーー 古希手前なのに年々若返っている!? ご本人から伺った超ストイックな “若さの秘訣”

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.10.12 15:05 最終更新日:2024.10.12 15:05

坂本冬美の『モゴモゴ交友録』郷 ひろみ(68)ーー 古希手前なのに年々若返っている!? ご本人から伺った超ストイックな “若さの秘訣”

坂本冬美、郷 ひろみ

 

 躓(つまず)き、転び、膝小僧を擦(す)りむきながら、それでもまわりに助けていただきながら、今年なんとかデビュー38周年を迎えたわたしですが、見上げると、どう頑張ってもかなわない、どんなに懸命にもがいても追いつくことは絶対に無理! と思わせてくれる先輩方がいらっしゃいます。

 

 1972年に『男の子女の子』でデビュー。西城秀樹さん、野口五郎さんとともに “新御三家” と呼ばれた“元祖スーパーアイドル ”郷ひろみさんも、そのお一人です。

 

 トシちゃん(田原俊彦)世代のわたしにとって、2022年にデビュー50周年を迎えられた郷さんは、カッコいいお兄さん。物心がついたときには、もう大・大・大スターで、それは今も変わりません。

 

 いや、変わらないどころではありません。普通、人は年齢とともに衰えていくはずなのに、郷さんだけは、年々若返っているような気がします。

 

 おかしい。絶対におかしい。何か秘密があるはずだーー。

 

 

 むくむくと湧き上がった疑問を解き明かそうと、無謀にも、郷さんに直接番組の中でお聞きしたことがあります。その結果、謎の一部が解明できたので、今回は皆さんにもお教えしましょう。若さの秘訣、まずはその1です。

 

 30歳前から始めたというかなりハードなトレーニングを、今も欠かさず週3回おこない、食生活に気を配り、不摂生は絶対にNGです。

 

 夜、ちょっと小腹がすいたからポテトチップスでも食べようかな……なんていうのはもってのほか。わたしは豆乳でごまかしていますが、郷さんはそれすらもしません。

 

 では当然の疑問として、お腹がすいたときにはどうしているのか? というのが気になりますよね。

 

 で、恐る恐る伺うと、返ってきた答えは「水」。「それで大丈夫なんですか?」とお尋ねしたら、ごく当たり前という顔で、「十分です」と返されてしまいました。

 

 いや、でも、わたしはお水だけじゃ、とても満足できません……モゴモゴモゴ。その差を思うと、恥ずかしくて後ろ半分の言葉は、口の中で消えていました(笑)。

 

 でも、驚くのはこれから。郷さんの若さの秘訣、その2は歯磨きです。

 

 最低でも1日4回。奥歯4本は小さなブラシで、それ以外は普通の歯ブラシで、歯茎を痛めないように時間をかけてゆっくりと磨き、デンタルフロスで歯と歯の間をきれいにした後は舌磨き。最後にデンタルリンスで、お口の中をお掃除です。

 

 どうです!? 徹底しているでしょう? でも、びっくりするのは、これをすべて利き手ではない左手でやられているということです。

 

 脳は論理的な思考や言語・計算などを司(つかさど)る左脳と、情報を知識として整理する右脳に分かれていますが、そのバランスを取るために、左手で歯を磨き、左手で箸を使っているというのです。

 

ーーそうか! これだ!!

 

 若くなるためだったら、労力は惜しみません。お話を伺った翌日から即実行。わたしも、歯ブラシを持つ手を左手に変えましたが……これがまた、想像以上に酷いありさまで(苦笑)。歯ブラシは落っことすし、なんとか口の中に入ったと思った次の瞬間、歯ブラシが口の中で暴れ回り、あっちにぶつけ、こっちにぶつけ……もう大変でした。

 

 わたしが伺ったのはこの2つですが、まだまだ、こんなものじゃないはずです。

 

 いつでも、どこでも、郷ひろみさんでい続けるためにーー。

 

 その強い思いと、どこまでも突き詰めていくストイックさがある、郷さんだからできることです。

 

 いつまでも若い自分でいたいけれど、でも、やっぱり、わたしにはちょっと……ムリかも……モゴモゴモゴ(苦笑)。

 

さかもとふゆみ
1967 年3月30日生まれ 和歌山県出身『祝い酒』『夜桜お七』『また君に恋してる』『ブッダのように私は死んだ』など幅広いジャンルの代表曲を持つ。現在、最新シングル『ほろ酔い満月』が好評発売中!

 

写真・中村 功
取材&文・工藤 晋

( 週刊FLASH 2024年10月22日・29日合併号 )

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