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元『尼神インター』誠子、キャラ確立の恩人は宮迫博之…主演ドラマ『ブスだってI LOVE YOU』決定には複雑な心境

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.10.14 11:00 最終更新日:2024.10.14 22:20

元『尼神インター』誠子、キャラ確立の恩人は宮迫博之…主演ドラマ『ブスだってI LOVE YOU』決定には複雑な心境

元『尼神インター』の誠子


 10月8日配信のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!」に、元『尼神インター』の誠子さんが出演していました。

 

 宮迫さんが、10月7日深夜からスタートした番組『BeautyMan~宮迫博之イケおじ宣言~』(テレビ埼玉)が放送されたことを報告。同番組で共演することになった誠子さんと、昔話に花を咲かせていました。

 

 誠子さんは、若手時代、雨上がり決死隊の関西の番組で宮迫さんと共演していました。

 

 

宮迫「そのときやったけ?『雌ほんこん』さんの発言が出てしまったのは」

 

 宮迫さんは、お笑い芸人のほんこんさんに誠子さんが似ていることから『雌ほんこん』と表現したのです。

 

誠子「そうです。私の負の歴史と呼んでるんですけど。あの関西の番組で生まれたんですよ。ほんこんさんイジリが……。いちばん最初に私のことを『ほんこんさん』って言ったのが宮迫さんなんで」

 

宮迫「ほんこんさんとは言ってないですよ。最初に言ったのは『ほんこんさんの雌ですよね』って」

 

誠子「一緒なんですよ!」

 

 筆者は以前、誠子さんに、キャラクターを確立させていった経緯についてお話をお聞きしています。誠子さんのキャラを世の中に印象づけてくれたのは「2人の先輩のおかげ」だと言います。

 

「いちばん最初は、雨上がり決死隊さんの番組に呼んでもらったとき、宮迫さんが私のことを『雌ほんこん』っていじってくれて。それが現場でめっちゃウケたんですよ。だから、ほんこんさんと宮迫さんは恩人なんです」

 

 誠子さんは、華やかな容姿だと自分たちのネタは成立しないと考えていたため、メイクにもこだわりました。

 

「私、メイク映えするタイプなんですよ。だから、ネタをやるときはよりウケる可能性があるほうを選ぼうと思って、メイクは薄目にファンデーションだけで、アイメイクはしたことなかったです」

 

 そういった努力や芸人仲間からのいじりもあってキャラが確立したことで、2018年に主演ドラマの仕事が舞い込みます。

 

「『ブスだってI LOVE YOU』(テレビ朝日)というドラマが決まりまして。私しかその役はいないんじゃないかと(笑)。最初にドラマの主役が決まったことを聞いたときは『よっしゃー!』ってなりました。

 

 でも、家に帰って1人になって冷静になると、『芸人としては嬉しいけど、女性としてはどうなんや』って(笑)」

 

 当時でも『ブス』という言葉はコンプライアンス的にギリギリだったそうです。しかし、2020年前後ぐらいから容姿いじりがよくないという風潮になってきて、「確実に時代が変わった」と感じ始めたそうです。

 

「バラエティ番組で女性芸人がいじられることによって、SNSで『かわいそう』って声が出始めたんです。そのころから、先輩方も配慮して露骨な容姿いじりをされなくなって。

 

『やっぱり先輩も対応してはるな』と。前は仕事に出かけるときは『女性らしさ』をお家に置いてきてたんです。でも、その時期ぐらいから『ちょっとだけ一緒に現場に行ってみる?』みたいになってきて(笑)」

 

 時代の変化もあったことで、誠子さんはいままで出してこなかった美容やダイエットについてもSNSで発信するようになりました。

 

 しかし、あくまでも本業は芸人。単独ネタライブも12月7日に大阪、12月22日に東京で開催します。ピン芸人になった誠子さんがどんな新キャラクターを見せてくれるのか、今から楽しみです。

インタビューマン山下

1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。

( SmartFLASH )

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