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『チャコとケンちゃん』対談「宮脇健」全盛時の年収は1億円

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.01.01 16:00 最終更新日:2018.01.01 16:00

『チャコとケンちゃん』対談「宮脇健」全盛時の年収は1億円

 

 あのチャコちゃん・四方晴美(60)とケンちゃん・宮脇健(56)が『チャコとケンちゃん』(1968年~1969年)同窓会!

 

四方「ケンちゃんは、体は大きくなったけど、顔はそのまま(笑)」

 

宮脇「結婚して10キロ太ったよ。子供は長男が20歳。中学1年の長女は身長は僕より高い。チャコちゃんは若いね。明るい性格も変わらないし」

 

四方「こう見えて、保育園に通う男の子の孫がいるのよ。3世代一緒に暮らして保育園の送り迎えをしたりお風呂に入れたり。昼はアパレルショップでフルタイムのバイトをして休みは週2。今でもお客様から『チャコちゃん?』ってお声をかけられます(笑)」

 

 番組終了から48年。今だから語れる国民的人気ドラマの舞台裏とはーー。

 

宮脇「週の3、4日が撮影、2日がセリフをかぶせるアフレコというスケジュールでした。僕は午前中だけ学校に出て、赤羽の自宅から世田谷の撮影所まで電車通勤。のちに僕への脅迫事件があって車になりましたけど。父が帝京高校の教師で『成績は上にいかなくてもいいけど遅れるな』と、帰宅後は夜中まで家庭教師と勉強しましたね」

 

四方「私は撮影所に教科書すら持っていかなかった(笑)。ケンちゃんはお母さんが付き添いで来ていて、台本もしっかり覚えていたから『偉いなあ』って思ってた。私の一家は鎌倉に住んでいたんですけど、撮影所に通うのが大変だったから、撮影所の事務所を自宅にして住み込んじゃった(笑)」

 

宮脇「夏休みは40日くらい地方ロケだったよね。2日だけ休みで、その日は夏休みの宿題の日(笑)」

 

四方「そうそう。宿題の工作を美術さんが作ってくれて、あまりにも完成度が高かったからバレバレだった(笑)」

 

 人気子役ならではの家族の悩みが!

 

宮脇「幼少期の家族旅行の写真がないんです。運動会や遠足の学校行事にも出たことがなかったせいか、今は家族写真をめちゃくちゃ撮ってます(笑)」

 

四方「わかる。遠足の写真が廊下に貼り出されて、みんなは買うんだけど私は行ってないので買えなかった。バツイチってことも影響しているのか、家族をすごく大切に思ってるの」

 

 ギャラの話もぶっちゃけた!

 

宮脇「全盛時の年収は1億円くらい。今なら6億円。親が管理していましたが、運転手さんと300万円を持ってアメ車のムスタングを買いに行ったり。

 

 だけどその後、知人の連帯保証で4億円の借金を抱えてしまい、20歳までチャンバラトリオさんの運転手をした り交通量を計測するアルバイトをしたりして食べていました。

 

 妻はその借金も知ったうえで『一緒に返していこう』って結婚してくれました。だから感謝しかないですね。今は完済しました。今ね、『ケンちゃん』をテレビドラマで復活させる企画を考えています。僕はケンちゃんのおじいちゃん役で……」

 

四方「機会があれば、私もお芝居に再挑戦したいなあ」

 

宮脇「あの昭和の風景や歴史を、僕たちの子供や孫世代に残したいです」

 

みやわきけん
1961年6月13日生まれ 東京都出身 『ケーキ屋ケンちゃん』『おもちゃ屋ケンちゃん』など8作に主演。「今でもケンちゃんと呼ばれるので(笑)」と康之から改名。映画『ギフテッド~フリムンと乳売り女~』に出演。2018年公開予定

 

よもはるみ
1957年5月19日生まれ 東京都出身 1962年から1969年の「チャコちゃんシリーズ」で人気に。女優休業後はマクドナルドで働き話題に。現在はアパレルショップに勤務。「孫をお風呂に入れるのが毎日の楽しみ」という優しいおばあちゃん
(週刊FLASH 2017年12月12日号)

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