10月30日、「文春オンライン」は女優・橋本環奈に関する記事を掲載。橋本の “パワハラ疑惑” を報じたのだ。
「記事によると、橋本さんは日傘をさすタイミングが悪いと激怒するなど “壮絶パワハラ” の結果、マネージャー8人が次々に辞めたと報じられています。現在、橋本さんは主演するNHK朝ドラ『おむすび』の撮影中で、大晦日には『NHK紅白歌合戦』で司会を務めることも発表されています。国民的女優のまさかの報道に非常に大きな波紋が広がっています」(芸能記者)
同報道を受けて10月31日、橋本の所属事務所は公式サイトを更新。「本日週刊誌にて報道された内容について」と題する文章を、社長名義で掲載した。
「内容は、文春が報じた内容への“徹底反論”という形でしたね。同社は橋本さんの性格について、
《もともと裏表のない人柄でさっぱりした性格ですがいつも人には真摯に向き合い、それは外部の方のみならず弊社のスタッフにも同様であり暴言を吐くなどは論外です》
と主張。パワハラを完全に否定しています」(芸能記者)
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さらに最終段落では、福岡でのロケから帰ってきた橋本のエピソードを披露。
《「人生で一番おいしいヨーグルトを見つけた。」とあの小さな身体で大きなヨーグルトの袋を沢山抱えて会社のみんなへとニコニコしながらもってきてくれました》
と綴った。2千文字近くの長文で熱い反論をおこなった同社だが、“ある感情”が透けて見えると語るのは、芸能ジャーナリストだ。
「そもそも、報道への反論がここまで長文に及ぶのが異例ですが、いくつか“支離滅裂”でわかりづらい表現が目につきます。例えば、結末は
《何卒、橋本環奈への皆様の御印象に基づいてで結構です。引き続きの御愛顧を賜れましたら幸いです。》
という一文ですが、“ご印象に基づいてで結構”の意味がいまいちわかりづらい。また、文書の中には
《今回の件で私の発言からそれがあたかも橋本環奈の言葉であるような記事が発売される事態を招いた事、環奈にも本当に申し訳ない思いで一杯です》
という表現がでてきますが、やはり何を言っているのか理解しづらい点があります。いちばんの当事者である橋本さんについても、“橋本”と書いたり“環奈”と書いたりするなど、統一されていません。会社が正式に発表する文章としては不自然な点も目につきます」(芸能ジャーナリスト)
実際、X上でも
《顧問弁護士にチェックして貰ってから出した方が良いと思う》
《社長の気持ちが溢れすぎてて、一文が長くて読みにくい》
といった声があがっている。なぜこのような事態になったのか。
「一連の報道を受けて、スポンサー対応やNHKへの対応などでまさに寝る暇もないほど忙しいのでしょう。そのうえ、忙しすぎて推敲する余裕もなかったということではないでしょうか。記事に反論したい、橋本さんを守りたいという思いが先走っている、という側面もあるでしょうね。
素早い“火消し”ができないと、橋本さんのタレント生命が絶たれかねない。事務所にとっては致命的ダメージでしょう。こうした焦りや怒りが、乱れが文章に現れたのかもしれません。ただ、複数人でチェックできていないということは、やはり事務所が何らかの理由で人手不足に陥っている、とは言えるのかもしれませんね」(同前)
数多くの橋本ファンに気持ちが届けば、それで十分か。
( SmartFLASH )