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「ひかる一平」デビューから2年以上も財布を持ったことがない
テレビ・映画史に残る名作には「天才子役」がつきもの。今だから明かせる、時代の寵児となった当時のギャラ&ぶっちゃけ話から、現在の意外な生活ぶりまでを一挙公開する!
「ジャニーズ事務所に入って2カ月で連ドラが決まりました」
ドラマ『3年B組金八先生』第2シリーズで脚光を浴びたひかる一平(53)。
「給料自体はほかのアイドルと比べても普通の金額だったのですが、デビューしてから丸2年以上、財布を持ち歩いたことがありませんでした。食費や洋服代を支払った記憶もないんです。
常にマネージャーがお金を払い、自分専用の移動車がある状態で、お給料は1円も使いませんでしたね」
転機が訪れたのは18歳のときだった。
「時代劇『必殺』シリーズの現場で、自分の実力のなさを痛感したんです。それからマネージャーなしで現場に入るようになり、演技や社会人としての振舞いもゼロから勉強しました」
2013年からはプロダクション代表を務め、現在は十数人の子役と30人以上の新人俳優を育成している。
「本気で人を育てたくなったんです。自分が芸能界で見てきた以上の景色を、所属者たちには見せてあげたいですね」
ひかるいっぺい
1964年5月11日生まれ 東京都出身 『金八』番組終了後はアイドル歌手デビューし、後に俳優に転身。現在はプロダクションのスカイアイ・プロデュース代表取締役
(週刊FLASH 2017年12月12日号)