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「皆、平等に口説いてる」「人にも動物にもモテモテ」火野正平さん 自転車旅で見せた“プレイボーイ”の面影…7カ月待ったファンからは“ロス”続出

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.11.21 17:50 最終更新日:2024.11.21 17:55

「皆、平等に口説いてる」「人にも動物にもモテモテ」火野正平さん 自転車旅で見せた“プレイボーイ”の面影…7カ月待ったファンからは“ロス”続出

自転車で日本を巡る姿が人気を呼んだ火野正平さん

 

 11月21日、俳優の火野正平さんが、14日に自宅で亡くなっていたことが明らかになった。享年75だった。

 

 火野さんは、1961年から子役として活動し、1973年のNHK大河ドラマ『国盗り物語』でブレイクを果たす。その後、時代劇や任侠ものを中心に、多くのドラマや映画に出演し独特な存在感を放った。

 

 一方、私生活では、世間を騒がせることも多かった。

 

「1971年に一般女性と結婚し、長男と長女が生まれましたが、新藤恵美さんや仁支川峰子さん、染谷まさ美さんなど、多くの女優との交際が発覚し“元祖プレイボーイ”としてワイドショーで話題になりました。1982年から別の一般女性と事実婚状態になっていたようです」(芸能記者)

 

 

 2011年4月からは、旅番組『にっぽん縦断 こころ旅』(NHK BS、NHK BSプレミアム4K)に出演。火野さんが「旅人」になり、自転車で視聴者の“思い出の地”を訪れる内容で、多くの人に親しまれた。

 

「朝に放送される『朝版』、夜に放送される『とうちゃこ版』など、さまざまな時間帯に異なる内容が放送されました。特に『朝版』はNHK連続テレビ小説のアンコール枠から視聴する人も多かったです。

 

 74歳を迎えるまで、普通のロードバイクを乗りこなしていた火野さんでしたが、2024年春の放送から電動アシスト付きのロードバイクに乗り換えて、旅を続けていました。

 

 ただ、2024年4月に火野さんの腰痛悪化のためロケが中止になり、9月には腰部の圧迫骨折で出演を見送ることを発表。10月から柄本明さんや田中要次さんらが代役を務めていたんです」(前出・芸能記者)

 

 火野さんが亡くなり、この番組を想起した人も多いようだ。Xでは朝から観ていた視聴者から“ロス”に陥る人の声が続出。

 

《朝ドラからのこころ旅の30分でゆっくり朝ごはん食べながら見るのルーティン現在進行中だから泣く》

 

《もう10年くらい毎朝BSでこころ旅を観ながら朝の支度をするのが習慣化していた 朝ドラのヒロインは代わっても自転車を漕ぐ正平さんはずっとかわらなかった》

 

 といった声が聞かれている。また、『こころ旅』で見せていた火野さんの“振る舞い”を思い出した人も多いようだ。

 

《この番組は火野正平さんがなぜモテるのか、という答え合わせのようなコンテンツだ。道行く高齢の女性はもちろん動物や植物に至るまで皆、平等に口説いている》

 

《植物動物大好きな正平さん見てイメージが変わった 行く先々での人との関わり方見てやっぱ正平さんはモテるよな〜とも思った番組》

 

《「こころ旅」を観続けていると、火野正平さんがなぜ全方位的にモテるかよくわかる。気持ちの根っこが博愛的なのだと思う。とにかく人にも動物にもモテモテだった》

 

 番組の火野さんの姿に“モテ男”の面影を感じる人も多かったようだ。テレビ誌ライターは『こころ旅』について、こう振り返る。

 

「気取らない人柄で、旅先で出会う一般の人にも気さくに話しかけ、老若男女問わず好かれていました。また、ロケ中に火野さんが立っただけで寝ていた動物が起きあがったり、近寄ってくることも多かったです。人間はもちろん、動物からも“モテて”いましたね」

 

 14年にわたって自転車で全国を旅した火野さんだが、心残りもあったようだ。

 

「4月にロケを中止したころから、体調が優れない状態だったと思われます。ただ、火野さんにとっても思い入れの強い番組だったので、万全の状態で復帰することは悲願だったことでしょう。約7カ月、火野さんを待ち続けたファンがロスに陥るのも無理ありません」(前出・テレビ誌ライター)

 

 お茶の間の朝の習慣を作った火野さん。彼が残した旅の“軌跡”は、たくさんの人の記憶に残ることだろう。

( SmartFLASH )

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