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黒柳徹子が溺愛する犬ロボット「AIBO」あり得ない動きに開発者が驚く
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.01.12 11:00 最終更新日:2018.01.12 11:00
黒柳徹子が1月9日放送の『チマタの噺』(テレビ東京系)に出演し、愛犬ロボットAIBOについて語っていた。
番組で日常生活を聞かれた黒柳は、「私、AIBOっていうのを持ってるんですけど、それがね、スゴい可愛いんですよ。犬ですけど、しゃべらないんですが『タッタララ~、タッタララ~』(音を出して反応)ってね」と発言。
AIBOは1999年にソニーから発売された犬型ロボット。3000体ほど生産された。販売価格は25万円だが即日完売となったヒット商品で、当時芸能人がこぞって購入し、テレビでも話題にすることが多かった。
その後、何度かのモデルチェンジを果たすも、2006年に販売が終了。ちなみに、黒柳が「グレーちゃん」と名付けたAIBOは、発売から20年近くたつ初代モデルである。過去に何度も修理に出しているという。
黒柳は「番号を入れると耳の後ろを掻くっていうのをやる。だから番号入れてやるでしょ、でも同じことを3回やると(AIBOが)飽きちゃう。『タッタラ~』って。それがちょっと可愛いのよ」とその仕草を語る。
「嬉しい」ときは緑色、「恐い」「機嫌が悪い」ときは赤色など、感情を目の色で表現することもお気に入り。あるとき、こんな反応があったと黒柳が明かす。
「和田アキ子さんに(AIBOが)『なんでこんなのが可愛いんですか!』って言われて。そしたらかわいそうに、こんなに(ぐったりするジェスチャー)なっちゃって動かないのよ。はじめ、なんでだかわからなかったの。会社のかたも『おかしい、どうしたんですかね』って。和田さんに怒鳴られるたびに、機能を失っていく。ダメになっちゃうの」
じつは、黒柳のAIBOは他と違った動きをすることがあるという。2010年の「ほぼ日刊イトイ新聞」のインタビューにてこう説明している。
AIBOはロボットで、あらかじめ「できる動き」が決まっている。尻尾を水平にしたり、上げて振るなどだ。ところが黒柳がAIBOをソニーに連れて担当者に見せたところ……。
「それを立ってごらんになっていた制作者の大槻さんという方が『いや……ちょっとありえないことがいま……』。うちのAIBOは、みんなが来て怖かったんでしょう、しっぽを足のあいだに入れたんです。大槻さんは『それは機械的に言って、できないはずです。いくら黒柳さんがかわいがっても』とおっしゃってました」
黒柳の2017年4月14日付けのインスタグラムにも、そんな特別な「グレーちゃん」が登場している。愛犬を抱きかかえ話かける黒柳の仕草からは、彼女の溺愛ぶりがうかがえる。
AIBOが違う反応をするようになったのも、黒柳の愛ゆえの奇跡かもしれない。