『天才てれびくんMAX』の篠原愛実いまはポニーキャニオン宣伝部

　テレビ・映画史に残る名作には「天才子役」がつきもの。今だから明かせる、時代の寵児となった当時のギャラ＆ぶっちゃけ話から、現在の意外な生活ぶりまでを一挙公開する！

「宣伝部社員として番組収録現場に行くと馴染みのスタッフさんやタレントさんに『何してるの？』と驚かれます」

　そう語るのは現在、ポニーキャニオンの宣伝部でアーティストのプロモーションを担当する篠原愛実さん（24）。

「『あっぱれさんま大先生』でデビュー後、『天才てれびくんMAX』に3年間レギュラー出演しました。仕事で全国に行き、小学生なのに1人で羽田空港で自在に乗り降りできるほどでした」

　子役時代のギャラは親に管理をまかせて、詳細は把握していないという。

「引退時、昔の出演料を使わせてほしいと両親に頼んだこともありましたが、『結婚資金にします』と言われました」

　モデルとなり映画やドラマでも活躍していた彼女はなぜ裏方に回ったのか。

「撮影現場やテレビ局は大好きだったのですが、“出演するより制作側になりたい”と思って引退したんです。ただ、仕事で失敗したとき『元タレントさんだもんね』と言われてしまうことも多いんです……。人より頑張らないと、信頼を得られないですね！」

しのはらつぐみ
1993年3月10日生まれ　東京都出身　2004年より『天才てれびくんMAX』に出演。雑誌「ピチレモン」専属モデルを務めた。2012年に引退、大学卒業後、2015年よりレコード会社勤務

（週刊FLASH　2017年12月12日号）