エンタメ・アイドル
阿部サダヲも「聞いたことがない」流行語大賞「ふてほど」に唖然とする声…授賞理由の “皮肉文” にもゲンナリ
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.03 17:00 最終更新日:2024.12.03 17:03
12月2日、「2024ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が開かれ、年間大賞に「ふてほど」が選出された。2024年1月から放送され話題となったドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)を略した言葉だ。
代表して登壇したのは、ドラマで主役を演じた阿部サダヲ。「正直、自分たちで『ふてほど』と言ったことはないんですけど。周りからも聞いたことがない」と明かし、笑いを誘った。
【関連記事:「どう考えても闇バイト」2024年「流行語大賞」ノミネート発表も異論続出“最有力候補”不在の理由とは?】
主演俳優でさえ「言ったことがない」「聞いたことがない」という「ふてほど」というワード。Xでも
《今までは、いやー聞いたことあるけどそこまで流行ってないだろーって感じだったけど、ついに、「一度も聞いたことない言葉」が大賞になった》
《ドラマ自体はまあまあ流行ってたけど、「ふてほど」なんて言ってたやついる?ここまで来るともはや歴史修正主義でしょ》
《「ふてほど」が流行語大賞になったことが不適切にもほどがない。今日初めて聞いた言葉だよ。審査基準ってどうなってるの?》
など、「なんでこーなった?」という声が多数並んでいる。
「新語・流行語大賞」は、『現代用語の基礎知識』(自由国民社)編集部と事務局が30のノミネート語を選出。そのなかから選考委員会によってトップテンと年間大賞が選ばれる。
今回の「ふてほど」の選考について、事務局では《大手自動車メーカーの認証不正、パーティー券収入の収支報告書不記載など、2024年は不適切事案が目白押しであった。一方、昨今強化されているのがコンプライアンス。企業は顧客・株主への社会的責任はもちろん、従業員一人ひとりにもハラスメントだ、働き方改革だと配慮が求められる》という時代背景があったと説明。
その状況を笑い飛ばしてくれたのが『不適切にもほどがある!』で、《時代がいつであれ、不適切なことは不適切なのだと教えてくれる》ドラマだったとしている。
そして最後に、こう付け加えている。
《10月に行われた衆議院選挙、自民党の選挙公約が『ルールを守る』。国権の最高機関で法律を制定するセンセイ方の公約がこれ。不適切にもほどがありませんか?》
この皮肉めいた最後の一文も、Xでは
《これ言うためだけに選んだの!?》
《要はこれが言いたいが為に、選考したんでしょ》
と大不評だ。
《流行語大賞、そろそろ役目を終えたと思う。潮時やな》という意見も多数見られる今、まさに「もうええでしょう」なのでは――。
( SmartFLASH )