なにわ男子、韓国ライブ間近の「非常戒厳」でファン困惑…同時期の石破首相の渡韓に“懸念あり”で不透明な状況に

 

　なにわ男子が2025年1月、韓国公演を初めておこなうのだが、突然の「政変」にファンが困惑している。

 

「2024年8月、なにわ男子のアジアツアー『Naniwa Danshi ASIA TOUR 2024＋2025 ‘＋Alpha’』の韓国公演が2025年1月11日、12日の両日におこなわれることが発表されました。アジアツアーでは韓国のほか、台湾・台北、香港を回る予定で、彼らにとって海外公演の開催は初。発表当時、メンバーは『いつか海外でコンサートを開きたいという夢がかなった』と喜びを伝えていました」（スポーツ紙記者）

 

　グループ結成6年めの吉報ということで、ファンも開催を心待ちにしていた。

 

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　ところが、12月3日夜、韓国では、野党に追い込まれつつあった尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領が突如として「非常戒厳を宣布する」と声明を出し、戒厳司令官がいっさいの政治活動を禁じるなどとする布告令を出したことで、一気に情勢が変わったのだ。

 

「韓国憲法の第77条では、大統領は戦時などの国家非常事態に戒厳令を宣布することができると定めています。その中には『非常戒厳』と『警備戒厳』の2種類があり、尹大統領は軍の統制がより広い非常戒厳を宣布。野党議員が集まった国会に戒厳軍が投入されました。その後、非常戒厳の解除を求める決議案が可決し現在は解除されましたが、野党は大統領の弾劾訴追案を提出。混乱はしばらく続きそうです」（前出・スポーツ紙記者）

 

　混乱が生じている韓国の情勢を受けて、X上のなにわ男子のファンからは《大丈夫なんやろか…不安》《ライブに影響ないといいけど》などと、韓国公演の今後を心配する声があがっている。

 

「なにわ男子が渡韓するのとほぼ同時期の2025年1月前半には、石破茂首相も韓国訪問を予定しています。4日午前、石破首相は官邸で『（韓国情勢を）特段かつ重大な関心を持って注視している』と話しましたが、政治担当記者によれば、政権内部からは韓国訪問への懸念の声が出ているそうです。

 

　もし、1月に石破首相が訪韓を取りやめることになれば、なにわ男子もライブをおこなえる状況ではないかもしれません。キャンセルになる可能性もあるでしょう。そうなるともちろん、損害面も考慮しなければなりません」（芸能記者）

 

　尹大統領の弾劾訴追案は、早ければ5日未明にも開かれる本会議で議決される可能性がある

 

「現時点で、韓国の旅行ツアーなどを企画している会社はツアー中止などの判断はおこなっていないそうです。ただ、非常戒厳は解除されたものの、予断を許さない状況であることは変わりありません」（前出・芸能記者）

 

　無事、なにわ男子の夢がかなってほしいものだが……。

( SmartFLASH )