エンタメ・アイドル
山下達郎、喉の不調で公演“途中打ち切り”も「再演」誓った「ファンサ精神」観客が語る『クリスマス・イブ』熱唱姿
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.06 19:00 最終更新日:2024.12.06 19:02
シンガー・ソングライターの山下達郎が、12月5日にNHKホールでおこなった全国ツアー東京公演を、途中で打ち切るというできごとがあった。
「風邪による体調不良で、11月26日と27日の埼玉公演も延期していましたが、この日も万全の体調ではなかったようです。『納得のいくパフォーマンスがお届けできない』と、都有での打ち切りを決断したそうです」(芸能記者)
【関連記事:厚労省「風邪5類指定」に医師が猛反対…ワクチン開発は「ほぼ不可能」医療現場への負担増も懸念】
前日は、鼻をすすりながらも無事にライブを終えていたという山下。この日の公演を見た観客は、8曲めを歌う前のMCで、彼が語った言葉とともにこう振り返る。
「山下さんは『昨日はぜんぜん大丈夫だったんですけど、今日はちょっと自分でやっててですね、後半におにぎやかしタイム(アップテンポな曲)があるんですけど、ワーッと気張るところがあるんですけど、たぶん(喉が)つぶれると思います(笑)』と、少し明るい感じで“喉の限界”を語り、途中での打ち切りを観客に告げました。
再演を明言し、チケットを持っているよう観客に告げた山下さんでしたが、バンドメンバーにうながされ、クリスマスにふさわしい曲だけ披露することに。その後、9曲めの『Bella Notte』、10曲めの『have yourself a merry little christmas』、11曲めの『クリスマス・イブ』を歌い上げて、ライブは終了しました」
ただ、山下本人が話していた「再演」は不透明な状況なのだという。
「終了後しばらくすると、ライブ運営会社の責任者がマイクを持って登場し、『達郎からもご説明いただいたとおり、コンサートはここまでとさせていただきます』と話し、“振替公演”について言及しました。
しかし、語られた内容は『その可能性も、あるかないかないというところでもあるんですけども……』と、歯切れの悪いものだったんです。それを聞くと、会場からは『えー!』と戸惑いのどよめきが起きていました。
責任者は『現段階でですね。会場のスケジュールもいま、わかっておりませんので、バンドメンバーのスケジュールもわかっておりません』と明かし、“最悪の場合”があることを告げていました。一方で、精いっぱいの努力はおこなう、とも約束していました」(同前)
責任者の“決意”に、会場では拍手が起きたという。翌6日に更新された公式サイトには、以下のような記載が。
《振替公演の有無や日程、払い戻しなどの詳細に関しては、決定次第、ご案内いたします。皆様のご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます》
今回の打ち切り決断について、音楽雑誌編集者は「山下さんらしい」として、次のように語る。
「埼玉公演を翌年1月に延期したときには、自身のラジオ番組で謝罪していました。喉の調子はずっとよくないのかもしれません。2022年にも、体調不良でライブが延期したことがありますが、振替公演のアンコールに、妻の竹内まりやさんがコーラスで登場したことがあります。もしかしたら今回の振替にも、サプライズがあるかもしれません」
山下がファン思いなのは、間違いないだろう。
( SmartFLASH )
今、あなたにおすすめの記事
【山下達郎に関する記事】
・昭和のルックス&音質を再現!「カセットテープ」人気復活で新ラジカセがヒット中「担いで歩いたらメッチャ映えます」
・猫ひろし「B面の曲がいいんだ」同級生に勧められ「半分“借りパク”」したプリプリ『Diamonds/M』【わが青春のカセットテープ】
・竹内まりやの激レア品は「神戸の高架下で1本100円で」韓国DJのNight Tempoが1500本超“邦楽カセット収集家”になるまで【わが青春のカセットテープ】
・“昭和好き” インフルエンサー阪田マリン「ユーミン聴いてたらお父さんが思い出話を(笑)」次はテレサ・テン【わが青春のカセットテープ】
・水道橋博士「ひとりで聴き続けた大滝詠一『ロング・バケイション』」2000本の “コレクター魂” を照れ語り【わが青春のカセットテープ】