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小手伸也『おむすび』ヒロインと打ち解ける “年上同級生” 役が本人そのまま! 関係者が明かす「腰が低い」若手へのリスペクト姿
12月6日、橋本環奈が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おむすび』で、ヒロインを中心とする栄養専門学校のメンバーが、地域のイベントで炊き出しする様子が放送された。
X上では、ヒロインの “年上同級生” 役を演じる小手伸也の演技に対して、《可愛いくてたまりません》《モリモリが癒し》《小手伸也さんを観たくて観ている》と注目が集まっている──。
『おむすび』は、橋本演じるヒロインが「どんな困難も明るくたくましく乗り越える」をモットーに、人々の健康を支える栄養士になっていく物語。
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現在は、神戸を舞台に栄養専門学校に通うヒロインが、同級生や地域の人と交流する姿が描かれている。小手は “ユニークな役柄” で出演中だ。
「もともと、不動産会社の営業マンとして働いていたものの、体調を崩して入院したのを機に栄養士を目指し、ヒロインと同じ学校に通う “年長” の生徒役を演じています。
橋本さんや山本舞香さん、平祐奈さんと同じ班で行動をともにし、年下の橋本さんらに敬語を使い、『モリモリ』のあだ名で呼ばれています。
いつもスーツ姿で、熱心に講義のメモを取っていますが、女性陣と一緒に弁当を食べたり、プリクラを撮るなど、すっかり打ち解けている様子が描かれています」(芸能記者)
6日の放送回では、エプロンを身につけ、料理を作る小手の姿が映された。すると、冒頭のように小手の演技に夢中になった視聴者から、ポジティブな感想が飛び出したのだ。
小手は長年、舞台での活動が中心だったが、2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』で注目を集め、2018年のドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)でブレイクを果たす。
40代半ばと遅咲きのため、「シンデレラおじさん」と称されることも。
「連続ドラマでは、主人公の職場の “嫌みな上司” など、クセの強い役を演じることが多いです。
2024年は1月期のドラマ『となりのナースエイド』(日本テレビ系)、4月1日の『GTOリバイバル』(フジテレビ系)、7月期の『しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事』(テレビ東京系)などに出演しており、仕事が途切れていません。
1話だけのゲスト出演でも、不思議と見る人の印象に残る役者さんですね」(前出・芸能記者)
今作では、ヒロインと年の離れた真面目な “同級生” 役が好評だ。『おむすび』を見た舞台関係者は「役柄が、ふだんの小手さんにそっくりです」と話す。
「小手さんは下積み時代、通販番組のコールセンターのアルバイトをしていましたが、ブレイクしてからもしばらく続けるなど、生真面目な性格です。
いまも、“自分はまだまだ” という気持ちがあるのか、現場でも年齢や芸歴問わず、誰に対しても腰が低いです。朝ドラで、年下の同級生にどこか遠慮がちに話すシーンなど、ふだんの小手さんそのものですよ」
調理実習のシーンでは、班で意見が分かれた際、出汁の変更をアドバイスするなど、食に関する知識が豊富な一面を見せていた。実際の小手も、料理は腕に覚えがあるようで……。
「以前、小手さんが出演していた舞台で手作りの料理を持ってきたことがあったそうです。おにぎりや卵焼き、煮物など、運動会のお弁当のような老若男女問わず好まれるメニューで、腕前を絶賛されていたんです。
今回の朝ドラは、ふだんの自分に近い役なので、伸び伸びと演じられるのかもしれません。『モリモリ』はハマり役になりそうですね」(前出・舞台関係者)
仕事が途切れずに “むすばれている” のは、小手の性格のおかげかも。