生魚嫌いだった安藤なつが「回転寿司めぐり」を趣味にするまで「いちばん安い皿に、各チェーンの実力が出る」

 

　家族とも、同僚とも離れて自分だけの時間を持ちたいあなたへ――有名人に聞く「行きつけの店」の見つけ方。

 

　港町の高級寿司店ロケの翌日にも、回転寿司チェーン店に行くというメイプル超合金・安藤なつ。最後の晩餐も、レーンの上からピックアップしたいとまで語る。

 

「私、回転寿司に出会うまで、生の魚を食べられなかったんです。でも、高校時代に幼なじみが回転寿司店でアルバイトを始めて、私も通ううちに刺身が好きになりました。いまでは、公式プロフの趣味欄に『回転寿司めぐり』と書いちゃってますから（笑）。

 

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　その幼なじみは、いまはメイプル超合金の専属スタイリストをしてくれています。一緒にいろんなお店をめぐりましたね。以前は朝までやっていた歌舞伎町の桜すしなら『馬刺し』の握り、ライブのときに通った下北沢の元祖寿司なら『つぶ貝マヨネーズ』……どの店にも必ずいいネタがあるので、店で何を食べるかは決めていきます。

 

　いまもお金がなかったころの名残りで、100円とかのメニューを頼んじゃいますね。それに、いちばん安いお皿に各チェーンの実力が出ると思っていますから。あとサラダ軍艦系は、店によっては既製品を使わず、刺身の端切れを利用したりしているところもあります。そんな店は素材への自信を感じますし、信頼感のバロメーターになりますね。

 

　がってん寿司は、ネタがワンランク上で、いま私がいちばん利用してるチェーンかもしれないです。『とろびんちょう』や、ここにしかない『サーモンクリームチーズ軍艦』、うまいんですよね～」

 

安藤なつ（43）
メイプル超合金　公式YouTubeチャンネルではASMR（咀嚼音）を配信中

 

写真・松澤雅彦
取材/文・鈴木隆祐

( 週刊FLASH 2024年12月17日号 )