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タブレット純、仕事はいつも純喫茶「頭の中の “混線” を解きほぐすのにうってつけ」電車を乗り継いで新店開拓も
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.07 06:00 最終更新日:2024.12.07 22:03
家族とも、同僚とも離れて自分だけの時間を持ちたいあなたへ――有名人に聞く「行きつけの店」の見つけ方。
ムード歌謡漫談というジャンルの開拓者である歌手・芸人のタブレット純は、原稿執筆やラジオ番組の選曲で、純喫茶のお世話になっているという。
「最近、いろいろお仕事が増えて。頭の中の “混線” を解きほぐすのに、純喫茶はうってつけ。コーヒーだけで長い時間いられて、店内にはだいたいイージーリスニングや、静かな曲が流れている。これが好きな歌謡曲だったら、かえって落ち着かないんです(笑)。
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ふと “遠くへ行きたい” と、電車を乗り継いで、初めて訪れる駅で降りることがあります。中古レコード店や古書店があるような古い商店街の一角には、必ず一軒は純喫茶もあるんです。散歩しながら、香ばしい建物には常にアンテナを張っています。
中学生のときから通っている国分寺『でんえん』や、席の “昭和列車” 感が楽しい渋谷の『ライオン』、駅ビルの中にあるオアシスのような藤沢『海』など、いろんな町に好きな一軒があります。
この浜松町の『モト』さんは、マスターの収集した美術品で埋め尽くされ、古道具屋さんかと見紛うほど。少し雑然としているように見えて入りにくいかもしれませんが、よさげだなと思ったら入っちゃいましょう。外壁に絡まる蔦に小鳥が巣を作ってるのかしら。微かに鳴き声がして、不思議と癒される空間なんですよ」
タブレット純
歌手・芸人。 和田弘とマヒナスターズの元メンバー。自身初の自伝『ムクの祈り』が、リトルモアより12月10日発売
取材/文・鈴木隆祐