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「おいしいラーメン店」はタウン誌で見つけよう! 5000杯超を食した女性評論家が重視するのは「説明書き」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.10 06:00 最終更新日:2024.12.10 07:42
家族とも、同僚とも離れて自分だけの時間を持ちたいあなたへ――有名人に聞く「行きつけの店」の見つけ方。
これまで5000杯以上のラーメンを食したスペシャリスト・本谷亜紀さん。経験値で学んだ彼女のラーメン道とは?
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「私、ラーメンは情報戦だと思っています。初見のお店は店主の修業先や、麺やスープの系統などを調べるほか、店のSNSもチェックします。
『ラーメンDB(データベース)』は、ラーメンに特化した人たちが真剣にレビューしていて、信頼できますね。あとは、たとえば『新潟Komachi』などのタウン誌。ネットに出ていない店の情報が載っています。
かつては、ダクトの下で匂いを嗅いでスープが自家製かを確かめたり、暖簾から歴史や清潔感、店の系譜や製麺所がわかったりしました。
しかし、今はインスタントみたいなものを出す店はほぼないし、暖簾を掲げる店も減っています。外観でわかる情報は少なくなっていますね。
逆に今は、店主の内面がにじみ出てくるような気遣いが、重要な要素だなと思います。
ヘアゴムや紙エプロンが用意してあったり、メニューに書かれた素材などの説明書きが蘊蓄(うんちく)っぽくなく、こういうふうに食べろとかの強制もない。さりげなく『こういうものを出しています』と書いてあると、店主の並々ならぬ自信を感じます」
本谷亜紀
ラーメン評論家。現在はIT企業の広報も務めるが、一日1杯は必ずラーメンを食べる日々だ
写真・木村哲夫
取材協力・「食堂 ニッコロガシ」