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「ルーツはデヴィッド・ボウイ」岩井ジョニ男、30年以上続く「スーツ探しの旅」オフの日は行きつけのリサイクルショップへ

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.10 06:00 最終更新日:2024.12.10 07:42

「ルーツはデヴィッド・ボウイ」岩井ジョニ男、30年以上続く「スーツ探しの旅」オフの日は行きつけのリサイクルショップへ

岩井ジョニ男が着るのはテッド ラピドス。1000円以下とは思えない

 

 家族とも、同僚とも離れて自分だけの時間を持ちたいあなたへ――有名人に聞く「行きつけの店」の見つけ方。イワイガワ岩井ジョニ男がスーツに目覚めたのは、なんと高校時代だ。

 

「僕のスーツのルーツはデヴィッド・ボウイです。MTVで観た『シリアス・ムーンライト・ツアー』(1983年)の映像で、青いスーツ姿に痺れました。

 

 

 年齢非公表なのに、あまり詳しく語ると歳がバレちゃいますが、俳優でいえば成田三樹夫さんがロールモデルです。顔も似てたんです。少しの間ですけど、中学のときの僕のあだ名は、成田さんが『探偵物語』で演じた「服部」でしたから。

 

 1970~80年代のスーツを集めだして、もう30年以上になりますか。多いときは100着あったけど、今は半分ぐらいに絞っています。この時代のものはスーツの襟やネクタイの幅が広めで、シャツも妙に硬そうだし、ともかくカチッとしてるんです。それでいて、シルエットがきれいなところが気に入ってます。

 

 値段も安くて、今着ている仏ブランドのテッド ラピドスは、1480円がさらに半額だったりしましたからね。1980年代後半までのスーツには、ほぼ必ず見返しにネームが入っています。だから中古市場で安いんでしょうね。今日のスーツのネームは『須永』さんです(笑)。ネクタイはもらい物のノンブランドですが、最近のお気に入りです。

 

 初めは原宿のシカゴなどで探していましたが、今もっぱら回るのは、リサイクルショップですね。世田谷に木馬という行きつけがあったんですが、少し前に閉じてしまいました。ほかによく利用するのは、千葉の四街道と八街にある黒猫堂で、ともかく広くて、掘り出し物がいっぱいあるんです。初めて行ったときは、興奮でうずきましたよ。

 

 オフの日には関東一円のショップを北から順に回り、最後に温泉に浸かって帰るのがルーティンです。スーツを探すつもりで出かけ、お目当てが見つからずとも、靴下一足、ブリーフ一枚でも何か収穫があれば満足しちゃいます」

 

岩井ジョニ男
2003年、ツッコミの井川修司とイワイガワ結成。哀愁漂う公式インスタグラムは、フォロワー11万人

 

写真・布川航太

取材/文・鈴木隆祐

( 週刊FLASH 2024年12月17日号 )

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