エンタメ・アイドル
小倉智昭さん逝去「別居で老老介護」夫思いの妻に支えられた最期に感動続出…『とくダネ!』最終回でも “愛” の手紙
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.10 15:40 最終更新日:2024.12.10 15:40
12月9日、フリーアナウンサーの小倉智昭さんが都内の自宅で、妻のさゆりさんに看取られながら亡くなった。77歳だった。
小倉さんは獨協大学卒業後の1970年に「東京12チャンネル(現・テレビ東京)」に入社し、競馬実況などで活躍。29歳のときに同社を退社し、フリーアナウンサーに転身した。1999年4月に始まった朝の情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)では、2021年3月まで22年間メインキャスターを務めた。
芸能担当記者が、こう話す。
「小倉さんはフリーに転身したころに最初の奥さんと離婚。息子さんが1人いらっしゃいます。38歳のときに15歳年下のさゆり夫人と再婚。2016年には膀胱がんを公表し、2018年には膀胱全摘出手術を受けました。
しかし、2021年に膀胱がんが肺に転移し、ステージ4であることを公表し、抗がん剤治療を開始しました。2023年11月には腎盂がんのため、左の腎臓の全摘手術を受けたことも明かしました。
12月4日、病院から治療の手立てがないと宣告を受け、6日から自宅に戻り、さゆりさんの看病のもと、過ごしていらっしゃったようです」
【関連記事:小倉智昭、がんで膀胱全摘「小腸60cm切って膀胱を」いまも続く尿漏れパッド生活】
闘病中の小倉さんは、2024年9月の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した際など、たびたび “妻との関係” について明かしていた。
「2023年秋ごろから、さゆりさんと別居して、一人暮らしをしていました。もともとスポーツ選手や芸能人の記念品などを収集するのを趣味にしている小倉さんを気遣って、さゆりさんからコレクション部屋を増設するリフォームを提案されたそうです。
さゆりさんは、母親の介護のため、実家に転居。夫婦で住んでいた家を、趣味を楽しめる小倉さんの単身生活用にし、週3日、さゆりさんが小倉さんの家に通うという “別居婚” を開始しました。さゆりさんが、これまでと変わらず小倉さんの生活の面倒を見てくれることを嬉しそうに話していました」(前出・芸能担当記者)
12月10日に配信された「めざましmedia」の記事では、小倉さん自身が《母親と僕の老々介護を2ヵ所でやってくれている》と感謝を表していた。
「『徹子の部屋』では、別居後に妻との関係がよくなったと感じていることを明かしていました。『お互いにLINEや電話でやりとりしているので、前よりも本当に話すようになりましたし、たまに外食するときは夜に一杯やって、2人で手をつないで歩いたりするようになりました』と語っており、仲のよさを伺わせていたんです」(同)
こうした小倉さんとさゆりさんの関係性については、X上でも《理想としてる結婚生活だと思う》《奥さんへの愛、ええ話やなぁ》《奥さんとのエピソードがほっこりした。強くて素敵な奥さんすぎる》と感動を覚える声があふれている。
2021年3月の『とくダネ!』最終回では、さゆりさんからの愛情がこもった手紙が読みあげられた。
そのなかで、「膨大な本を読み、ライブやスポーツに率先して行きました。目と耳で納得したものだけを紹介したい気持ちを貫きましたね。心から尊敬しています。本当にお疲れさまでした」と、夫である小倉さんへの敬意がつづられていた。
手紙の内容を知り、「家内の支えが大きかった」と涙を浮かべていた小倉さん。最期まで、妻に支えられた幸せな人生だった。
( SmartFLASH )