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「ずっと死なない気がする」西田敏行さん、遺作となった映画『ドクターX』でファンが涙した「追悼字幕」の中身
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.12 18:15 最終更新日:2024.12.12 18:15
10月17日、俳優・西田敏行さんの突然の訃報に、多くのファンが涙を流した。
「代表作である『釣りバカ日誌』では、“ハマちゃん” の愛称で親しまれるなど、数々の作品で活躍した西田さん。そんな多彩な演技でお茶の間を賑やかせてきた名優の遺作となったのが、米倉涼子さんが主演を務める『劇場版ドクターX FINAL』です。
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米倉さん演じるフリーランスの女医・大門未知子が放つ『私、失敗しないので』という決め台詞が有名な同シリーズは、2012年から第7期にわたって放送された大ヒット医療ドラマ。その “集大成” となったのが、12月6日に公開された劇場版です。
西田さんは、舞台となっている『東帝大学病院』の医師・蛭間重勝として出演していました。一匹狼の大門と敵対することもありますが、どこか憎めないキャラクターとしてファンに愛されてきました。劇場版では、“名誉会長” という立場になりましたよ」(映画ライター)
西田さんの遺作とあって大きな注目を集めたが、映画館に足を運ぶファンから、特に注目されたシーンがある。
「医局の部下たちと居酒屋で酌み交わしている際に、勝村政信さん演じる加治秀樹から『ずっと死なない気がする』と言葉をかけられるのです。
劇中の西田さんは、染谷将太さん演じる病院長に対抗心を燃やす、お元気な姿なのですが……この台詞に、客席からは鼻をすする音も聞こえてきました」(同)
ファンを泣かせる仕掛けはまだある。
「エンドロールにサプライズがありました。クレジットがすべて流れ終わった後に、『In memory of Toshiyuki Nishida. We miss you.』という追悼の言葉が表示されたのです。公開に合わせて追加で記載されたのでしょうね。席を立とうとした観客は座り直して、涙している方もいらっしゃいました。
キャストはじめ、多くのスタッフに西田さんが愛されていた証拠だと感じています。
6日に公開初日を迎えた同作は、3日間で興行収入が6億円を突破。まさに絶好調です。この作品を楽しんで観ることこそ、“俳優” である西田さんへの追悼になるのではないでしょうか」(同前)
涙もろいことでも知られた西田さん。劇場の様子を見たら、感激の涙を流すかもしれない。
( SmartFLASH )