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キンプリ『FNS歌謡祭』で見せた“2人パフォーマンス”の完成度…メンバー脱退後も続けた“積極露出”の影響
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.12 18:55 最終更新日:2024.12.12 18:59
12月11日、アイドルグループの「King & Prince」(以下、キンプリ)が音楽特番『2024 FNS歌謡祭』第二夜(フジテレビ系)に出演した。
メンバーが永瀬廉と髙橋海人による2人体制になって1年が経つ、キンプリへの“リアルな反応”はというと──。
この日、キンプリは6枚めのアルバム『Re:ERA(リエラ)』を発売し、同番組でアルバム収録曲『WOW』を披露した。
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「アーティストの三浦大知さんと音楽プロデューサーのUTAさん、髙橋さんがコラボ制作した楽曲で、振りつけも三浦さんが担当しました。キンプリは息の合ったダンスを見せ、明るい曲調で楽しそうに歌う2人とよく合っていたと思います」(芸能記者)
パフォーマンスを披露したキンプリに対して、Xでは《完成した感がある》《今までで1番良かったそんな気がするのは私だけかしら?》《2人で天下取って欲しい》といったように、2人での完成度の高さを評価する声が多かった。
キンプリは、2018年にCDデビューした際は6人組だったが、2018年11月以降は、5人で活動することが多かった。2023年5月には、平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太がグループを脱退し、現在の永瀬と髙橋による2人体制に。平野らは同年10月から「Number_i」として活動している。
5人から2人に激減したキンプリは、その後も“異例”の活躍を見せていた。
「旧ジャニーズ事務所時代から、メンバーが2人以上、減ったグループは、グループとしての活動も減ってしまうことが多かった印象です。
たとえばNEWSは、2011年10月に山下智久さんと錦戸亮さんがグループを脱退して6人から4人になった際、2012年7月までの約1年間、新曲を出さず、ライブも開催できませんでした。KAT-TUNも、2016年に田口淳之介さんが脱退して3人になったことにともない、2018年1月までの約2年間は“充電期間”として、グループ活動を休止しました。
その点、キンプリは平野さんらが脱退して2カ月後の2023年7月にはファンミーティングを開催、8月から12月にかけてツアーを展開するなど、精力的に活動しているのです。
2人で露出する機会を絶やさなかったことで、ファンが“新体制”を受け入れるのも早かったのかもしれません」(前出・芸能記者)
永瀬は2024年5月30日、コンサート中に右耳を負傷し、活動を休止したことがあった。デュオになったキンプリにとって痛手だったが、このときも熱意を見せていて……。
「5月29日、30日におこなわれたSTARTO ENTERTAINMENT所属タレントによるコンサート『WE ARE! Let’s get the party STARTO!!』の公演では、永瀬さんは出演を見合わせたものの、6月12日からは仕事を再開しました。医師の指導も受けたようですが、グループ活動にはほとんど支障をきたしませんでした。2人は、あまり休む期間を作らずにグループ活動している印象です」(同前)
キンプリは10月から2025年2月にかけ、全国9都市をまわるツアーを開催している。メンバー脱退からわずか1年で2人体制を確立しつつあるが、“5人時代”のことも忘れていないようだ。
「2人の楽曲を多数リリースする一方、5人時代の『ichiban』や『ツキヨミ』などの曲を、歌番組やライブで披露しています。この2曲は難易度の高い振りつけが特徴で、2人体制になったことで“封印”されることを心配するファンもいました。
旧ジャニーズ事務所時代を含め、グループからデュオになるケースは非常に珍しいため、歌割りやポジションなどさまざまな調整が必要だったと思われます。そのあたりも早急にクリアした2人を、評価するファンも多いようです」(同前)
2人のキンプリは“ichiban”のグループになれるか──。
( SmartFLASH )