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「ジャンルも、生き方も違う」みのもんたが明かす故・小倉智昭さんとの“不仲説”の真相…80歳のいまも「たまに銀座に行ってるよ」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.13 12:26 最終更新日:2024.12.13 12:26
12月10日、フリーアナウンサーの小倉智昭さんが、膀胱がんのため亡くなった。享年77だった。
小倉さんの代表的な仕事といえば、朝の情報番組『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)の総合司会だろう。同番組は、22年にわたって放送された長寿番組だった。
「かつての朝のワイドショー、情報番組というのは、各局の威信をかけた“熾烈な競争”が続いていたと言っても過言ではないでしょう。『とくダネ!』が放送されていた2000年代は、2001年に日本テレビ系の『ズームイン!!朝!』がリニューアルをおこなったり、2005年にTBS系では『ウォッチ!』を終了させ『みのもんたの朝ズバッ!』をスタートさせたりするなどの“テコ入れ”が多かった印象です」(芸能記者)
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なかでも『朝ズバッ!』は、フリーアナウンサーのみのもんたの“キャラクター”を生かした情報番組として、『とくダネ!』に近い雰囲気もあった。
それだけでなく、8時半まで放送していた『朝ズバッ!』と8時スタートの『とくダネ!』は、かぶっている時間帯もあったライバル番組だった。
「それだけでありません。小倉さんの3歳上の先輩アナだったみのさんですが、共演NGとささやかれるほどの“不仲説”がありました。バラエティ番組で、小倉さんが自らこの話にふれることもしばしば。
かつて、番組で共演した際、小倉さんが『嫌いなアナウンサーが一緒にやるのもいいですよね』と言ったところ、みのさんが腹を立てたというものでした。
小倉さんは、冗談のつもりでこの不仲説を話していましたが、バラエティで共演した徳光和夫さんは『みのは小倉ちゃんのこと好きじゃないと思う』と語るなど、周囲も真実味がある話として扱われてきました」(前出・芸能記者)
小倉さんとの思い出、そして、不仲説の真相をうかがうべく、神奈川県内にある、みのの自宅を本誌は訪ねた。80歳を迎えたみのは、以前より少しほっそりした印象だったが、まだまだ元気な様子だった。
ーーライバルと呼ばれた小倉さんがお亡くなりになりました。
「残念だよね……。そのひと言に尽きるよ。惜しいやつから先にいなくなるよね。寂しいよ」
かなりショックを受けていた様子で、みのは少しずつ言葉をつむいでいた。
ーー個人的に連絡を取ることはあったのですか?
「特別は、ないね。ジャンルが違う、生き方も違うしね。でも(訃報は)残念だ」
ーー過去に共演NG、不仲説という話もあったようですが。
「共演NG? そんな話、聞いたことがない。ぜんぜん知らないよ。それは、君たちが書き立てたかったからじゃないの? (小倉さんの番組については)僕もその時間に、番組に出演していたからね……。観るということは、ほとんどなかったよね」
不仲説をきっぱりと否定した、みの。そんな噂が立つのは、同じ土俵で切磋琢磨している者同士の宿命なのだろう。
丁寧に取材に応じてくれたみのは、この日も自身の会社に顔を出すなど、精力的に過ごしているという。そして、最後には恒例の質問をーー。
ーーいまも銀座には行かれているのですか?
「たまに行ってるよ」
華やかなテレビの時代を支えたひとりが、また亡くなった。みのには、まだまだ元気に“思いっきり”過ごしてほしいものだ。
( SmartFLASH )