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『ワイドナショー』『だれかtoなかい』がダブル終了報道“看板”松本人志を失った番組がたどり着いた“末路”

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.13 18:00 最終更新日:2024.12.13 19:06

『ワイドナショー』『だれかtoなかい』がダブル終了報道“看板”松本人志を失った番組がたどり着いた“末路”

中居正広(左)と松本人志

 

 12月12日、フジテレビ系で放送中の情報番組『ワイドナショー』とトークバラエティ番組『だれかtoなかい』が、2025年3月をもって終了すると、複数のメディアによって報じられた。いずれも「ダウンタウン」の松本人志が出演していた番組だった。

 

「『ワイドナショー』は2013年に月曜の深夜枠でスタートし、2014年から日曜日の午前10時に移行。松本さんがコメンテーターを務めていましたが、2023年3月に降板しました。降板の理由に関して、松本さんは番組内での発言をネットニュースに切り取られることに、ストレスを感じるようになったと説明しています。

 

『だれかtoなかい』は、2回の特番放送を経て、2023年4月に松本さんと中居正広さんがMCの番組『まつもtoなかい』としてスタートしました。ただ、2024年1月に松本さんが、『週刊文春』で報じられた“性加害疑惑”の裁判に注力するため、芸能活動を休止したことにともない、2月から現在の番組名に。

 

 中居さんとタッグを組むMCは、嵐の二宮和也さん、ムロツヨシさんが務めてきました。2025年3月の番組改編期のタイミングではありますが、事実上の“打ち切り”と見る関係者も少なくありません」(芸能記者)

 

 この2番組の終了について、Xでは《松本人志がいないとダメなんだよ》《降りた時点で打ち切りで良かったんだけどな》《不在があまりにもデカすぎたなって感じ》と、松本が番組から消えた影響を指摘する声があがっている。

 

 

 民放関係者もこう話す。

 

「日曜夜のプライム帯で放送を開始した『まつもtoなかい』は、大物MCの2人による冠番組とあって、かなり注目を集めていました。もちろん、それは視聴率だけでなく、スポンサー面でもです。

 

 それが、松本さんの性加害疑惑が浮上し、活動休止後に放送した収録済みの回では提供が1社のみという異常事態になっていました。

 

 その後、すぐに『だれかtoなかい』にリニューアルし、現在もナショナルクライアントと呼べる企業の提供がついていますが、松本さんという“看板”を失ったためか、営業部門もスポンサー獲得に苦心していたと聞いています」

 

 また松本の降板で、今田耕司と田村淳がメインコメンテーターを務める“新体制”から2年で終了となった『ワイドナショー』。こちらも抜けた穴は大きかったようだ。

 

「吉本芸人の中心にいる松本さんが、芸能ネタを含め、話題のニュースに何を言うかが注目され、そこでの発言がSNSでも拡散されるなど、かつては影響力が高い番組でした。

 

 そのため、現在のラインナップでは、ほかの情報番組と差別化する要素がなくなった印象を受ける人も多いようです。

 

 松本さんの降板以降は、視聴率も伸び悩んでいました。同じ時間帯で爆笑問題がMCを務める『サンデージャポン』(TBS系)に大きく水をあけられることも増えていましたからね」(前出・芸能記者)

 

『だれかtoなかい』については、12月1日で中居とコンビを組んできた俳優のムロツヨシが“卒業”し、新MC就任が予告されたばかりだった。

 

「最後のテコ入れだったのかもしれませんが、その結果を待たずに打ち切りということは、フジテレビはそれをおこなっても継続できるほどの“価値”が『だれかtoなかい』になかったと判断したということです。

 

『まつもtoなかい』時代は、松本さんと中居さんが、会わせたいと思う著名人をマッチングさせ、2人を中心にトークが展開されました。しかし、松本さん降板後はMCが“交代制”になったことで、番組の軸が定まらず、雰囲気も変わってしまいました」(同前)

 

 やはり、視聴者は“だれか”を見たかったわけではなさそうだ――。

( SmartFLASH )

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