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カブキロックス・氏神一番が「40年近いつき合い」南部虎弾さんから教えられた「忘れられない2つの言葉」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.15 06:00 最終更新日:2024.12.15 06:42
2024年1月20日、惜しくも亡くなった電撃ネットワーク・南部虎弾さん(享年72)。長年、親交のあったカブキロックス・氏神一番が明かす「2人の日々」――。
「南部さんは、過激なイメージを持たれがちですが、じつは優しい人です。2人で飲みに行ってもあの格好で来るから、すぐに声をかけられる(笑)。素顔に戻ると気づかれたくない僕とは、正反対でした。
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気さくに写真に収まるし、ライブの告知までしてしまう。だから、一般の方の知り合いが、めちゃくちゃ多かったですね。
的確なアドバイスをくれる人でもありました。15年間のアマチュアバンド時代、メンバーで僕だけが白塗りをしてたんです。それが、南部さんが「みんなも白塗りにしたほうがいいんじゃない?」と提案してくれて、数カ月後には、カブキロックスとして『イカ天(三宅裕司のいかすバンド天国)』(TBS系)でデビューできました。
出会ったときの南部さんは、まだダチョウ倶楽部のリーダーで、電撃ネットワークを構想していたころでした。40年近いつき合いのなかで、忘れられない言葉が2つあります。ひとつは『ウジ(氏神)は、かぶけ』。南部さんは、“かぶく心”を大事にしたジェントルマンでした。
もうひとつは『おもしろがれ』。白く塗ったりするのを、つらいと思った時期があったんです。つい、南部さんにグチったら、自分がワクワクしないと、お客さんに失礼だって。南部さんはつねにおもしろがっていたから、病気をしても舞台に立ち続けた。
『エスパー(伊東さん・2024年1月16日没)の葬式をやるから、ウジも来てくれ』と電話がかかってきて、話したのが最後。まさか、その3日後に亡くなるとは思いませんでした。パフォーマーの大先輩である南部さんの精神を、僕も継承していきたいですね」
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