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故・真島茂樹さん「ヨボヨボになっても私は踊る。だからあなたも」40年共演した森公美子との約束

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.16 06:00 最終更新日:2024.12.16 06:00

故・真島茂樹さん「ヨボヨボになっても私は踊る。だからあなたも」40年共演した森公美子との約束

故・真島茂樹さん(2006年撮影、写真・木村哲夫)

 

 2024年5月22日、惜しくも亡くなったダンサー真島茂樹さん(年齢非公表)。長年、親交のあったミュージカル歌手で女優の森公美子が明かす「2人の日々」――。

 

 

「私とマジ(真島さん)のつき合いは、森繁久彌先生のミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』からなので、もう40年以上になります。 “オネエのダンサー” という印象が強いと思いますけど、70歳を過ぎても10代のコとタップを踏み、足を高く上げて踊る人なんて、世界中探してもマジしかいなかった。どんなに息が切れても、舞台に立つと変わるんです。最近は、10cmのハイヒールを7cmにして『ラクになった』と言っていましたけどね(笑)。

 

 マジは、ゲイクラブを舞台にしたミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』を生涯やり続けると言っていました。1985年の初演時から演じてきたハンナは、華麗に鞭を振るう役。駒沢公園で練習をしていて、何度も職質されていたそうです。鞭をピンとしならせた破裂音は、マジにしかできませんでした。

 

 初演から共演してきた私にはこう言っていました。『ヨボヨボになっても私は踊るわ。だから、あんたは歌いなさい』って。

 

 今、マジが『ごめんね、突然だったけど、お先に行って待ってるわ』って言ってる気がして、私は死ぬのがぜんぜん怖くないんです」

( 週刊FLASH 2024年12月24日号 )

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