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松重豊『孤独のグルメ』お決まりの “引退匂わせ” も…視聴者が本気で心配する主人公の「異変」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.18 20:00 最終更新日:2024.12.18 20:00
《もしこの大みそかSPから映画への流れが視聴者の共感を得られず、映画の集客も見込めないような事態になれば、僕はかねて公言している通り、責任を取って『孤独のグルメ』から身を引きます》
12月16日、俳優の松重豊が、12月31日に放送される特別ドラマ『孤独のグルメ2024大晦日スペシャル 太平洋から日本海 五郎、北へ あの人たちの所まで。』(テレビ東京系)にコメントを寄せた。
2012年にスタートしたドラマ『孤独のグルメ』(テレビ東京系)シリーズは、松重演じる主人公の井之頭五郎が、仕事先で “ひとり飯” を楽しむ様子を描くもの。これまでに、連続ドラマはシーズン10まで放送されている。
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そんな人気シリーズも、放送開始から12年。冒頭の松重のコメントは “引退匂わせ” にも思えるが……。
「松重さんは、シーズン4あたりから、新シリーズが決まるたびに『店もネタも尽きました』『やめる覚悟はできています』など、ネガティブ発言をするのがお決まりです。
ただ、2025年1月10日に公開される映画『劇映画 孤独のグルメ』は、松重さん自ら脚本、監督を手がけた “集大成” であることをうたっています。今回ばかりは、松重さんも本気で引き際を見定めているのかもしれません」(芸能記者)
映画化を記念し、10月5日からはドラマ『それぞれの孤独のグルメ』(同局系)が放送されている。『孤独のグルメ』シリーズの特別編にあたるが、これまでと異なる点も見受けられる。
「松重さんの発案、企画、構想で、毎回多彩なゲストを迎えて、主人公の心情だけでなく、彼の周囲にいる “それぞれ” の心情を描いています。
これまでの主人公のみにフォーカスしたものではなく、ゲスト出演者の仕事や日常、食事する様子がメインで、途中から松重さんが出てきて食事するストーリーになっています」(前出・芸能記者)
物語の内容に加えて、Xでは《五郎さんの食べる量がだいぶ減った》《2人が食べる感じにして1人の量は減らしたんだろう》《食べる量の負担を軽減しているのかな?》と、「異変」を心配する指摘が多かった。
以前に比べ、作中での主人公の食事量が減った印象を受ける人が多いということだ。前出の芸能記者は、今作での松重についてこう語る。
「これまでのシリーズでは、皿うどんと春巻きを食べた後に、ちゃんぽんを追加注文するなど、主人公の食べる量が多いのが特徴的でした。今作では、中年男性にしては量が多いものの、全体的な量は減っている印象を受けます。
また、第8話に登場した俳優の福山翔太さんが、主人公以上に食べる場面があったり、第11話に出演した女優の平祐奈さんが仕事に悩む様子や彼女が食事するシーンに時間を割くなど、主人公の食事描写を減らしています。
食べる量が減ったことに視聴者が違和感を抱かないよう、主人公の食事とは別の部分を際立たせる演出なのかもしれません」
放送開始当時、49歳だった松重も、2024年で61歳になった。年齢を重ねたことも、作中での食事量に関係しているようだ。
「日ごろの松重さんは、ロケ弁1個を持て余すほど少食です。『孤独のグルメ』撮影の際は、前日の食事量を抑えることはもちろん、食事後に整腸剤を飲んだり、撮影から2〜3日は食事量を減らすなど、アフターケアをしていました。
ただ、作中での食べる量に関して、SNSでは松重さんを心配する声も見受けられました。その点、現在のスタイルは、松重さんも視聴者も安心できるのでしょう」(テレビ局関係者)
松重は、視聴者が “こういうのでいいんだよ” と満足できる作品を作ろうとしているのかもしれない。
( SmartFLASH )