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有村架純「台本250冊出品」発覚で寄せられる同情…ベテラン俳優も苦心していた「転売」対策
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.19 17:40 最終更新日:2024.12.19 17:42
12月18日、女優の有村架純が使っていた映画やドラマの台本が、インターネットのオークションサイトに転売されていたことが発覚した。この転売騒動が波紋を呼んでいる──。
発端となったのは、同日に配信された「NEWSポストセブン」と「デイリー新潮」の報道だった。
「有村さんが出演した2013年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』をはじめとする約250冊の台本が転売され、計51万円で取り引きされたそうです。
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『NEWSポストセブン』は、有村さんのお母さんが、実家で保管していた台本の処分を知人男性に依頼したところ、それを廃棄せず、“魔が差して” インターネットオークションに出品したと伝えています」(芸能記者)
この報道を受けて、有村の所属事務所は公式サイトでコメントを発表。
《台本につきましては、本人の実家で保管しておりましたが、保管スペース確保のため業者の方に機密書類として廃棄を依頼いたしました》
と、台本が転売された経緯を説明。さらに、有村については、《思わぬ出来事に本人も胸を痛め、弊社としても困惑している状況です。現在は、弁護士を通じて当該業者の方に回収を求め、概ね回収できております》とコメントしている。
使用した台本が、処分を依頼した業者から流出したことに、Xでは《業者が転売って…仕事してくれよ》《本人の心痛は察するところがあります》《処分を頼まれた物を転売したとか大問題》と、有村に対する同情が聞かれている。
有村に限らず、近年はドラマや映画で使用された台本の転売が問題視されている。
「インターネットのオークションサイトには、多くの台本が出品されています。制作サイドも、関係者以外への貸し出し禁止を呼びかけたり、台本に番号を振って、流出したときにすぐ割り出せるようにしたりと、対策を講じています。
また、近年はペーパーレス化の流れもあり、そもそも紙の台本ではなく、セキュリティー対策を施して、データで配布する現場も出てきていますね。
ただ、タレントが思い入れのある作品の台本を持ち帰るのは珍しくないですし、今回のような流出経路は制作側も想定外だったといえます」(前出・芸能記者)
制作側も頭を悩ませる台本の転売。過去には “ベテラン俳優” もこの問題に苦心していることを明かしていた。
「松重豊さんは、2019年の映画『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』の公開イベントで『僕は映画に100本以上関わってきたのですが、だいたい、クランクアップの日には台本を破り捨てます』と話していました。
その理由について、『破って捨てないと古本屋さんなどに出回ってネットに売られたりする』と、厳重対策の必要性を説明していたのです。
有村さんの件を機に、制作側はもちろん、タレント側も台本の管理をさらに厳格にしていくかもしれませんね」(前出・芸能記者)
役者にとっても、制作するスタッフにとっても思い入れの深い台本が、悪用されないことを願いたい。
( SmartFLASH )