Snow Man『それスノ』にファンが指摘する番組内容の“異変”通常回激減＆スタジオ収録急増に“多忙”すぎる背景

 

　12月20日、9人組アイドルグループ「Snow Man」の冠バラエティ番組『それSnow Manにやらせて下さい』（TBS系、以下『それスノ』）の3時間スペシャルが放送され、“スペシャル”とうたうにふさわしい豪華な内容となった。

 

「前半は、人気曲の振りつけを“完コピ”できるかを競う恒例企画『ダンスノ完コピレボリューション』がおこなわれ、後半には木村拓哉さんがゲスト出演しました。木村さんとSnow Manメンバーがトークを繰り広げたり、東京ディズニーシーを訪れたりする様子が放送され、SNSでも話題に。今回が『それスノ』の2024年最後の放送になっています」（芸能記者）

 

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　3時間スペシャルで1年を締めくくり、ファンからも好評だった『それスノ』。ただ、Xでは最近の同番組について《毎週コンスタントに放送してほしい》《今日は放送おやすみです！週が多い》《1時間番組だったこと今年何回あった？》と、番組自体の“異変”を指摘する声が聞かれている。

 

現在、『それスノ』通常回は毎週金曜日の夜8時から放送されているが、2時間以上放送されるスペシャル回が多い反面、通常の1時間放送の回が少ないことを嘆くファンも少なくない。実際、最近は通常放送が減っていた。

 

「直近の通常放送は、11月8日の回が最後です。その後は、11月18日に関口宏さんがMCを務めた過去の人気番組『関口宏の東京フレンドパークII』を復活させた特別版『それスノプレゼンツ! 東京フレンドパーク』、11月29日には2時間スペシャルが放送され、スペシャル以外の週はお休みでした。12月の放送は、今回の3時間スペシャルのみで、通常放送はありませんでした」（前出・芸能記者）

 

『それスノ』は2020年3月から深夜枠の特番として放送され、同年4月から2021年4月まで動画配信サービス『Paravi』で配信された。その後、地上波でレギュラー放送されるようになり、番組の内容に変化が見られるようになった。

 

「2021年4月から2023年3月までは、日曜日の午後1時にレギュラー放送され、2023年4月から現在の金曜夜の放送となりました。『Paravi』時代は、Snow Manメンバーが外へロケに繰り出し、体を張る企画が好評でしたが、最近はスタジオでの収録が多くなっています。通常回が少なくなったこともあわせ、彼らの活躍を喜ぶ反面、寂しく思うファンもいるようです」（同前）

 

　2024年にスペシャルが多かったのは、Snow Manの多忙ぶりも関係していたと思われる。この芸能記者が、9人の仕事についてこう語る。

 

「1月期は岩本照（ひかる）さんが『恋する警護24時』（テレビ朝日系）、7月期は向井康二さんが『マウンテンドクター』（カンテレ制作、フジテレビ系）、渡辺翔太さんが『青島くんはいじわる』（テレビ朝日系）、目黒蓮さんが『海のはじまり』（フジテレビ系）、阿部亮平さんが『GO HOME～警視庁身元不明人相談～』（日本テレビ系）、そして、10月期は深澤辰哉さんが『わたしの宝物』（同）など、ほぼ全クールで、いずれかのメンバーが連続ドラマに出演していました。

 

　さらに11月9日から12月27日まで、Snow Manの5大ドームツアーも開催しています。メンバーのスケジュールを考えると、長時間の移動を伴う屋外のロケや、毎週コンスタントに放送するのは難しかったのでは」

 

　Snow Manは、STARTO ENTERTAINMENTに所属するグループのなかでも近年、勢いがあるが、冠番組のスペシャルが続くのは“人気の証”という見方もできるという。

 

「『それスノ』は、9人がさまざまな企画に和気あいあいと取り組む姿が好評で、SNSでトレンド入りすることも多いです。とくにスペシャル版は、『東京フレンドパーク』や、V6の『学校へ行こう!』など、平成に人気を博したTBS系のバラエティ番組の企画を復活させるなどして、反響も高いです。

 

　視聴率が期待できる大がかりな企画を放送するとなれば、1時間ではもったいない、と思うのは当たり前です。これほどスペシャル版が放送されるということは、やはりそれだけ制作サイドがSnow Manに期待している証拠でしょう」（同前）

 

　スペシャルを“やらせて下さい”というオファーが絶えないのかも。

( SmartFLASH )