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「僕も昨日、聞いたばかり(笑)」タモリ本人が語った『ブラタモリ』復活劇 3時間超えの散歩をこなし準備万端!

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記事投稿日:2024.12.22 06:00 最終更新日:2024.12.22 06:00
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
「僕も昨日、聞いたばかり(笑)」タモリ本人が語った『ブラタモリ』復活劇 3時間超えの散歩をこなし準備万端!

本誌の取材に応じたタモリ

 

 まさかの復活だーー。12月18日、NHKは、ファンに惜しまれつつも2024年3月に終了した『ブラタモリ』を再びレギュラー放送すると発表した。

 

「同番組は、タモリさんと、アシスタントとして同局の女性アナウンサー、そしてその街に詳しい専門家を招いて“ブラブラ”と街歩きをおこなう番組です。2008年にパイロット版が始まり、2015年から9年間、タモリさんの冠番組のひとつとして親しまれていました。

 

 

 人気観光地には目もくれず、“断層”といった地理的、地質学的な視点で街を歩くという独特な内容ですが、博識なタモリさんが、その土地に詳しい専門家と楽し気にやり取りをする様子や、タモリさんが息子のようにかわいがっていた元SMAP・草彅剛さんによる丁寧なナレーションが人気でした。

 

 2月に放送終了が発表されると、ファンから落胆する声が飛びかいました。ただタモリさんは『野外の長時間ロケがつらい』と漏らしていたようで、2025年には80歳になるという年齢も加味しての終了になったそうです」(芸能記者)

 

 ところが、1年間の休止期間を経て、みごと復活をとげたというわけだ。過去に「富山」の回の案内人として登場した安江健一氏(富山大学准教授)は、喜びの声をあげる。

 

「とてもうれしいです。私は番組に出演したことで、地域のみなさんに、地形や地質について紹介する機会が増えました。これからどこを歩かれるか、とても楽しみですね」

 

 だが、タモリの決断で番組を打ち切ったとすれば、なぜ1年で“心変わり”したのだろうか。NHK関係者はこう推測する。

 

「おそらく、後継番組の『新プロジェクトX』が、同時間帯の“4位常連”という低視聴率のうえ、スタッフの過労や取材先とのトラブルが多いからでしょう。『新プロジェクトX』自体は2025年も継続が決まっていますが、月に1本は『ブラタモリ』を放送するようなスタイルになるのではないでしょうか」

 

 今回の復活劇には、ある“立役者”がいるという。

 

「『ブラタモリ』の地方展開をおこない、人気番組に仕立てあげた、NHKの理事がいるんですよ。この理事は、10月20日に放送され話題になった『NHKスペシャル』も担当しました。ジャニーズ問題を特集し、NHKへの“自己批判”をまじえた番組でしたが、局内でも異論が噴出し、相当、突き上げを喰らいました。理事にとっては『ブラタモリ』を復活させることで汚名返上する、という意味合いもあると思います」(同前)

 

 復活後の『ブラタモリ』はどのようなものになるのだろうか。

 

「正直、局内の反応は冷ややかなんです。というのも、『ブラタモリ』はほとんど制作会社に委託されていて、職員がかかわるチャンスがほぼないからです。復活しても、体力的な問題もあると見られるので、ロケのペースは月に1回くらいでしょう。従来は2泊3日で2本撮りが多かったものの、遠方への移動はやはりたいへんだったみたいです。ギャラも“安いまま”でしょうね。負担を考えれば、タモリさんの男気で助けてあげよう、ということではないでしょうか」

 

 はたして、肝心のタモリ本人は何を語るのか。本誌は“復活”が報じられた翌朝、タモリの自宅を訪れた。すると、白の上下に“黒縁メガネ”姿で散歩するタモリを発見。そのまま3時間以上にわたり、歩き続けていたのだった。

 

ーーFLASHです。『ブラタモリ』復活のご提案はタモリさんから?

 

「ハハ(笑)、僕じゃないですよ」

 

ーーファンの方にひとことお願いします

 

「いやいや、僕も昨日、聞いたばかりなんですよね。また始まるんだという感じですね」

 

ーーナレーションは草彅さんですか?

 

「ぜんぜん僕は知らないんですよね。リクエストはとくにないよ」

 

 と、いつもの“タモリ節”で飄々と答えた。

 

「そこまで歩けるなら、ロケも問題なさそうですね(笑)。さすがに、『昨日聞いた』は冗談でしょう。残る疑問は、タッグを組むアナウンサーです。熱っぽいタモリさんと専門家の“オタクトーク”を冷めた目で見て、一般視聴者の気持ちを代弁するのが、アナウンサーの役割です。芝居がかったタイプではなく、よくも悪くも素のリアクションができる人でないとダメでしょう。年次を考えたら、大谷舞風(まいか)アナでしょうか。

 

 ただ、地方局のアナウンサーが全国で顔を売るチャンスでもあるので、ロケ地ごとに“ご当地アナ”に担当してもらう可能性もありますね」(前出・NHK関係者)

 

 ブラブラが待ち切れない!

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