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中居正広「9000万円女性トラブル」に揺れる“冠番組”の苦慮『だれかtoなかい』に制作協力「吉本興業」の見解は

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.27 12:04 最終更新日:2024.12.27 14:44

中居正広「9000万円女性トラブル」に揺れる“冠番組”の苦慮『だれかtoなかい』に制作協力「吉本興業」の見解は

「9000万円女性トラブル」が報じられた中居正広

 

 クリスマスを境に、突如として世間を騒がすようになった、元「SMAP」の中居正広の「9000万円女性トラブル」だが、わずか1日で次々と“続報”が出てくる事態になっている。

 

「12月20日に配信された『NEWSポストセブン』の記事が発端でしたが、そこでは、あまりトラブルの詳細は報じられていませんでした。

 

 もともと、中居さんと女性、フジテレビの編成幹部の3人での会食予定だったところ、急遽、2人きりになった中居さんと女性との間で深刻な問題が発生し、約9000万円を中居さんが支払うことで解決したことを、中居さんの代理人弁護士が認めたという内容でした。

 

 記事の論調も、中居さんが“トラブルを乗り越えた”という部分に重きを置いた内容だったんです。この時点では、まだ大きな騒動に発展しそうな気配はありませんでした」(芸能記者)

 

 

 しかし、25日に配信された「文春オンライン」の記事で、潮目が変わる。同記事内では、被害女性への取材も明らかにされており、「今でも許せない」と語った彼女による“肉声”が飛び出したのだ。

 

「ここから、各スポーツ紙も、中居のトラブルについて報じ始めました。26日には『スポニチ』が、被害女性が当初から中居による“性被害”を主張していることを報じています。しかし性被害となれば、なおさら女性に対する配慮が求められるとあって、各メディアは取材・報道に慎重な対応が求められています」(同前)

 

 本誌「SmartFLASH」は、中居のトラブルによるテレビ局への影響を報じた。

 

 彼の代表番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)は、12月26日に収録が予定されていたが、前日に急遽、中止になったという。TBSは本誌の取材に対して「制作過程ですので、お答えは差し控えさせていただきます」と、回答している。

 

「今後も、番組に関する対応は続くでしょう。そんななか、トラブルの“震源地”といえるフジテレビでは、ひと足早い12月12日に『だれかtoなかい』が2025年3月末で終了する、と報じられる事態になっていました。

 

 今回の中居さんとのトラブルとは、関係のないところでの終了報道でしたが、これからまだ3カ月は番組が続く予定なので、行方は注視されています。

 

 それに、もともと同番組は『まつもtoなかい』として、ダウンタウンの松本人志さんとの“ダブル冠番組”として始まったものでしたからね……」(同前)

 

 松本は、ちょうど1年前の2023年12月に「週刊文春」に性加害疑惑が報じられ、2024年1月から同誌発行元の文藝春秋などを相手取った裁判に注力するためとして、芸能活動を休止。2024年11月、裁判の取り下げを公表したが、いまだテレビなどには復帰していない。

 

 テレビ局関係者はこう話す。

 

「じつは、活動休止によって松本さんが出演しなくなり、番組名こそ『まつもtoなかい』から『だれかtoなかい』に変わりましたが、松本さんの所属事務所・吉本興業はその後もずっと、『制作協力』という形で同番組にかかわっていました。

 

 吉本興業といえば、松本さんの疑惑報道後も、『ジャングルポケット』に所属していた斉藤慎二さんが、不同意性交の疑いで書類送検される不祥事もありました。

 

 その際は《重大な契約違反の疑い》《所属タレントに対し、研修等を通じて、吉本興業グループ行動憲章の遵守や時代に寄り添う意識の重要性を説いていた最中にこのような事態に至ったことは誠に遺憾》という厳しいコメントが並ぶ、声明を発表したうえで、契約解除を発表しています。

 

 今回、中居さんの女性トラブルに対して、番組制作自体にかかわる吉本興業が、どのように対応するのかについて、業界内では注目が高まっています」

 

 そこで、本誌は吉本興業に対して、制作協力として携わる『だれかtoなかい』での対応について見解を尋ねると「質問に答える立場にございません」とだけ回答があった。

 

 中居のトラブルによって、またも芸能界において“コンプライアンス”が叫ばれる事態になるのかーー。

( SmartFLASH )

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