エンタメ・アイドル
波瑠が所属事務所を退所、背景に苦楽をともにした「パートナー」の存在「はっきりもの言う」「妥協しない」女優ブレイクの“立役者”
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.27 18:30 最終更新日:2024.12.27 18:30
12月25日、女優の波瑠が、自身のInstagramで所属する芸能事務所「ホリ・エージェンシー」を12月31日をもって退所することを報告した。今回の退社は、事務所内の事情が関係しているようだ。
「ホリプロ系列の事務所『ホリ・エージェンシー』は、2025年4月1日に同じく系列会社『ホリプロ・ブッキング・エージェンシー』と合併する予定です。それにともない『ホリ・エージェンシー』という屋号に幕を下ろし、現在、代表取締役の小野田丈士さんも退任します。合併するタイミングで、波瑠さんと、俳優の向井理さんが独立することになりました」(芸能記者)
波瑠は、Instagramで《長年お世話になった小野田社長が退任されることで、新たな一歩を踏み出してみようという決断に至りました》と、小野田氏への思いをつづっている。
【関連記事:波瑠 業界での評価が急上昇したワケ「朝ドラを経て、人当たりがキツくなくなった」】
今後に関しては《18年間一緒に仕事をしているマネージャーさん、そして2年間現場で共に行動してくれているマネージャーさんと共に一つ一つのお仕事へ大切に向き合いたいと思います》と、現在のマネージャーたちと今後も仕事を続けていくことを明かしている。
2004年に芸能界入りした波瑠は、2015年のNHK連続テレビ小説『あさが来た』でヒロインを務め、ブレイク。
2024年は、1月期の連続ドラマ『グレイトギフト』(テレビ朝日系)に出演し、8月31日の『24時間テレビ』(日本テレビ系)内での、萩本欽一の実話に基づくドラマ『欽ちゃんのスミちゃん~萩本欽一を愛した女性~』では、萩本の妻の『スミちゃん』こと、萩本澄子さん役を好演した。
女優として仕事が途切れないが、苦しい時期もあったようだ。
「芸能界に入ったばかりのころは、映画の冒頭で電車に跳ねられて亡くなるなど、セリフのない脇役が多かったそうです。今回、一緒に事務所を離れるマネージャーは、そんな“冬の時代”から苦楽をともにしてきました。ある意味、波瑠さんをブレイクさせた立役者といえるので、彼女も信頼しているようです」(テレビ局関係者)
苦境を一緒に乗り越えた、20年近い関係の“パートナー”とあって、波瑠のことを誰よりも熟知しているようだ。
「波瑠さんは真面目で、どの作品にも熱量が高く臨みます。ただ、自分の得意なジャンルと苦手なジャンルがはっきりしているようで、苦手な作品だと、役作りに苦労することもあるそうです。そのあたりの作品選びも、マネージャーさんがうまくフォローし、彼女の意思を尊重しつつ、干渉しない程度にアドバイスしていたようです。
波瑠さんは、思ったことをはっきり言うタイプ。ともすればマネージャーと衝突する恐れもありましたが、そうした意見もしっかり聞き、波瑠さんの仕事をバックアップしてきたようです。事務所を辞める“激動”のタイミングでも、そんな旧知のマネージャーがサポートしてくれるのは、心強いことでしょう」(同前)
長年、所属した事務所を離れ、新しい道へ進む波瑠。今後も、女優としてのオファーは絶えなさそうだ。
「波瑠さんはこれまでも多くのドラマに出演してきましたが、いい意味で特定の役のイメージがついておらず、年々、演じられる役の幅が広くなっていると好評です。
過去にオーディションを200回受けて、すべて不合格になってもあきらめなかったそうで、そんな粘り強さからか、演技にも妥協しません。彼女を起用したいドラマ制作者は多いと聞きます」(同前)
女優人生にも新しい“あさが来た”のかもしれない。
( SmartFLASH )