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中山美穂さん、遺作ドラマ“代役”で妹・中山忍が出演…姉が遺した「いつも私の後を付いてきます」の言葉が現実に
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.27 20:10 最終更新日:2024.12.27 20:10
12月26日、女優の中山忍が、6日に急逝した姉・中山美穂さんが出演するドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系)の第5話に出演することが発表され、大きな話題となっている。
「2025年1月9日に放送開始予定のこのドラマは、香取慎吾さんにとって約11年ぶりの、フジテレビ系連続ドラマ主演作になります。そのうえ、美穂さんと1995年のドラマ『For You』(同)以来、20年ぶりの共演が実現していたことが、美穂さんの逝去後に明らかになっていたんです。
今回、忍さんはそれまで美穂さんが演じていた役柄の設定を引き継ぐ、という形での、変則的な代役出演です。主人公の義理の弟が働く保育園の園長、という立場の別の登場人物として、第5話から出演することになります」(芸能記者)
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この発表後、Xでは《この代役は、もう彼女以外にはありえないでしょう》《素晴らしい提案ですね! これは必ず観なくては》《これは胸アツ。最初で最後の姉妹芝居》と、姉妹のファンからの喜びの声が聞かれている。
1988年、姉の後を追うように芸能界デビューした忍は、若手女優時代に多くの連続ドラマに出演しただけでなく、2000年代には“2時間サスペンス”作品に数多く出演してきている。
「2人が、テレビ番組などで共演する姿を見ることはほとんどありませんでしたが、一緒に焼き肉を食べに行くなど“仲よし姉妹”として知られていました。
美穂さんの訃報直後、忍さんは事故現場となった自宅を訪れ、涙ながらに『突然のことで、私もいまお話しできることが何もありませんので、あらためましてお話しさせていただくことができたらと思います』と気丈に報道陣の取材に応じ、その姿に多くのファンからエールが飛んでいました。
12日に営まれた美穂さんの葬儀でも、忍さんは喪主を務め、葬儀後には『姉を愛してくださったすべての皆様へ』と題するコメントを寄せています。美穂さんについて、“自慢の姉”だった思いを打ち明けています」(前出・芸能記者)
そんな思いは、生前の美穂さんにも伝わっていたのだろう。美穂さんの2022年5月27日のInstagram投稿では、忍とのツーショットともに、このようにつづられている。
《大好きな妹は子供の頃からいつも私の後を付いてきます。今も何かある毎に来てくれます。優しくて可愛くてしっかりした女優さんで、忍が妹で本当に良かった》
今回の『日本一の最低男』の出演もまた《大好きな妹は子供の頃からいつも私の後を付いてきます》という美穂さんの言葉が、現実になったものかもしれない。
( SmartFLASH )