斎藤工がテレビで引っ張りだこなのは「サービス精神」の賜物

　1月16日放送の『たまむすび』（TBSラジオ系）にて、お笑い芸人の南海キャンディーズ・山里亮太が、俳優の斎藤工について語っていた。

「番宣とかで（バラエティ番組に）来てくれたときに、めちゃくちゃサービス精神旺盛で、周りが焦っちゃうの」

　山里は自身が関わる『スッキリ』（日本テレビ系）に斎藤が来た際のエピソードを明かした。

「こっちが『クイズ出してくれますか？』って感じで『こんなクイズを（お願いします）』って言ったら、（斎藤が）『それもいいですけど、最近、こんなエピソードがあって。これ、クイズになりそうじゃないですか？　今日は『スッキリ』さんが来るって聞いてたんで、用意しておきました』って」

　協力的な姿勢が見えたこの時点でサービス精神が感じられるが、さらに、その内容はかなり攻めたテイストだったとか。

「斎藤さんのかっこいいキャラとか、ドラマのキャラを壊しかねないくらいの、シモ（ネタ）寄りのやつで。
　周りが、『ちょっとそれは……』ってきたら、斎藤さんがそれを止めるの。『せっかく来てもらって取り上げてもらうのに、こっちが全力で出さないと申し訳ないんで』って」

　しかし、番組スタッフが提案したパターンもしっかりこなし、判断を委ねたという。この対応に、番組スタッフたちは感激していたとか。

　このエピソードを聞いたアナウンサーも「このエピソードを聞いただけで、さらに好きになっちゃった」と好評価。

　近頃、本業のほかにもCMやバラエティ番組での露出が増えている斎藤。活躍の秘訣は、このサービス精神なのだろう。