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「落語界最強の卓球プレイヤー」が平野美宇と元日対戦…90年代には世界選手権の決勝トーナメント進出
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.29 17:00 最終更新日:2024.12.29 17:00
落語界きっての「卓球上手」と言われる三遊亭小遊三が、1月1日放送の『笑点 お正月だよ!大喜利まつり』(日本テレビ系・16時30分~)に出演。パリ五輪卓球女子団体で銀メダルを獲得した平野美宇選手と浅草ロケをして、その後は卓球対決をするという。
「小遊三師匠は12月22日の放送で座布団十枚を獲得しました。そのご褒美が『2024年輝いた人に会える権利』でした。そこで、小遊三師匠は平野美宇選手とのロケをリクエストしたのです。
師匠と平野選手はともに山梨県育ちということもあり、平野選手が子供のときに対戦したことがあるという情報もあります」(芸能担当記者)
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「憧れの選手」との対決を前に、小遊三の胸中は躍りださんばかりだと思うが、落語担当記者は、こう苦笑交じりにある予言を口にする。
「もしかしたら『メダリストに勝つ』という番狂わせがあるかもしれません。なんといっても、小遊三さんは落語界最強の呼び声も高い卓球プレイヤーですからね。平野選手にはハンディが課されるようです」
小遊三が初めてラケットを握ったのは4、5歳の頃。キャリアは70年以上になり、高校では卓球部のキャプテンでエース。進学した明治大学でも卓球三昧だったという。本誌のインタビューでは当時を振り返り、「中学や高校とは違って大学の設備は整っていましたね。驚きました。だから毎日、夢中で卓球ばかりしていたんです」と語っている。
しかし2年生のとき、卓球を断念する事態になる。
「大学紛争が激しくなって、学内に入れなくなっちゃったんですよ。ロックアウト。だから大好きな卓球もできなくなっちゃった。大学でもっと練習ができて上手になれたら、自分で言うのもなんですが、もしかしたら“もの”になっていたんじゃないかな……なんて思います」
落語家になってからは、1987年に同じく卓球を趣味にする林家こん平さんと「らくご卓球クラブ」を発足。こん平さんが監督、小遊三はコーチに就任。メンバーは35人にも及んだ。
そして1998年にイギリスで開催された「世界ベテラン卓球選手権」に、こん平さんと出場した小遊三。世界進出を果たしたが、結果はダブルスで無念の敗退に終わる。しかし、シングルスでは決勝トーナメントまで進んだというのだから、落語界きっての実力者であることは疑いようがない。
今回の53歳差対決。もしかしたら、“世界レベル”の対決になるのか?
( SmartFLASH )