やっぱり出てきた「狙われた方も悪い」論…中居正広「9000万円トラブル」で被害者女性への心無い声相次ぐ

 

　いまだ出口の見えない中居正広による女性への性加害問題。中居が国民的グループSMAPの元リーダーだけに、ファンへの影響は計り知れなく大きい。

 

「一緒に食事をした女性と密室で2人きりになった中居さんが“トラブル”を起こしたと、『女性セブン』、次いで『週刊文春』が報じました。いずれの記事も9000万円という巨額の解決金を支払ったとしており、中居さんの代理人弁護士もトラブルがあったこと自体は認めています。

 

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　また、『週刊文春』の報道では、被害者のX子さん本人が口を開き、中居さんへの“ままならない”思いを口にしています。いくら示談したからと言って、心の傷や怒りが消えるわけではないようですね……」（スポーツ紙記者）

 

　示談のために中居が女性に払った金額が9000万円と高額だけに、「いったい何があったんだ」と注目度は日に日に大きくなっている。

 

「トップアイドルが女性問題を起こしたとき、表立ってや水面下でお金を払うことはありますが、何しろ額が9000万円と高額。かなり悪質なことをしたのでは、といった憶測も流れています。それでなければ、この額はあまりにも高すぎます」（芸能記者）

 

　しかし、こうした憶測や中居への批判の一方で過熱しつつある論調がある。「狙われたほうも悪い」という、被害者女性への誹謗中傷が、日ごとに激しくなってきているのだ。

 

「ネット上には、被害者の特定するような投稿や、その被害者に批判を浴びせる投稿が目立つようになってきています。ネットを見ると、『9000万もらった女が欲深い』などと心ない言葉も……。

 

　9000万円という莫大な金額の示談金ですが、それを受け取ったからと言って心の傷がいえるわけではありません。報じられたトラブルについて、密室の中で何が起こったのかは当人しかわかりませんが、示談したからと言って週刊誌に対して“恨み”を語ったことに責められるいわれはないでしょう。

 

　また、当然ですが、『断ればよかったのに』『被害者が悪い』などというのは的外れでしょう。しかし、現在は中居さんの口から事件当日のことが明かされることはなく、有料会員サイトで『迷惑をかけたこと』について謝罪があったのみ。何があったのかは、いまだに闇のなかです」（前出・芸能記者）

 

　ネット上でも、なかには《今一番しちゃいけないのは中居批判より被害者女性への誹謗中傷だろどう考えても》という意見もあるが……。ことを収めるには、やはり中居が自分の言葉で説明するしかないようだ。